2012 Fiscal Year Annual Research Report
開発途上国の理数科教育における科学的応用力に関する調査研究
Project/Area Number |
23402066
|
Section | 海外学術 |
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
清水 欽也 広島大学, 大学院国際協力研究科, 准教授 (70325132)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場 卓也 広島大学, 大学院国際協力研究科, 教授 (00335720)
木下 博義 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (20556469)
松浦 拓也 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (40379863)
池田 秀雄 広島大学, 大学院国際協力研究科, 教授 (50112165)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
Keywords | 開発途上国 / プロセススキル / アフリカ / バングラデシュ / カンボジア / 理科教育 |
Research Abstract |
平成25年度は、開発途上国の生徒における科学的応用力について調査を行った。主たる対象国はカンボジア、ザンビア、バングラデシュ、ルワンダである。カンボジアにおいては、初等・中等学校の生徒および地方教員養成学校の学生に対してプロセススキルの調査を行った。さらに、ザンビアにおいては、生徒の自由研究から科学的応用力の実態を明らかにし、またバングラデシュにおいては、科学的応用力に関与する家庭的社会的要因の実態について明らかにした。 これらの研究成果は国内外(日本理科教育学会、日本教科教育学会、World Conference of Teaching Learning and Assessment)で発表しレビューを受けた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成24年度は前年度の成果に基づいて、科学的応用力の調査のいくつかを行うことができ、さらには研究発表をし、レビューを受けることができた。これは当初の計画通りであり、特に遅れは認められない。
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度はさらなる調査を進め、多種多様な科学的応用力の実態を明らかにしていきたい。
|
Research Products
(8 results)