2013 Fiscal Year Annual Research Report
簡易生体内蛍光イメージング実現のための新たな3次元再構成技術の開発
Project/Area Number |
23500509
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
加藤 祐次 北海道大学, 情報科学研究科, 助教 (50261582)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 孝一 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (30125322)
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Keywords | 医用画像 / 蛍光イメージング / 3次元再構成 |
Research Abstract |
本研究では、体内蛍光物質のイメージングを体表から簡便な手法で行う技術の開発を目的としている。特に、体内導入可能な血管蛍光造影剤やがん親和性の光感受性薬品等の生体内の分布画像を光散乱により劣化した蛍光画像の復元を具体的な目的とする。 平成25年度においては、前年度の結果を踏まえ、蛍光像復元に対する画像復元方法の最適化、および蛍光3次元情報の取得を試みた結果、以下の示す2点の成果が得られた。 1. 画像復元アルゴリズムについての最適条件の検討 画像復元方法には逆畳込み積分を利用しているが、この逆畳込み積分のアルゴリズムやそのパラメータによって画像復元結果は大きく影響を受ける。そのため本蛍光イメージングのみならず光吸収媒質に対しても適切なアルゴリズまたはパラメータ等の最適化を図った。 2. 各種蛍光モデルを用いた検証実験による本システムの有用性の評価 各種蛍光モデルファントムを用いた検証実験を行い、簡易な構造で3次元再構成を実現し、本手法の有効性を実証した。
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Research Products
(9 results)