2013 Fiscal Year Annual Research Report
スポーツマネジメント教育の課題と展望‐学系別における認識差異に注視して‐
Project/Area Number |
23500749
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Research Institution | Sapporo International University |
Principal Investigator |
林 恒宏 札幌国際大学, スポーツ人間学部, 講師 (40458146)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 真一 札幌国際大学, スポーツ人間学部, 講師 (20435093)
阿南 浩司 札幌国際大学, スポーツ人間学部, 講師 (00553851)
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Keywords | スポーツ / マネジメント / 教育 / プロサッカー / フットサル施設 / スポーツ経営学教育 |
Research Abstract |
本研究は、大学におけるスポーツマネジメント教育の実情と課題を考察するものである。平成25年度は、仕上げの時期となる。年度当初の研究会において調査不足している点を確認・修正し、補強のための事例調査について検討を加える。そして、分担者個別の課題について報告書原案をまとめ、代表者を中心にその整合性を調整し、最終報告書を作成する計画としていた。 平成25年度の研究実績としては、スポーツマネジメント教育を思考する際に、まずは「スポーツ経営学教育」とスポーツ経営教育」について議論の整理を行った。 これについては、隣接学問においても同様の学史課題が存在する(経営学や教育学など) さらには、スポーツ事業所で展開されている「スポーツ経営教育」(日頃の職務内容)について、インタビュー調査を併用しながら議論を図った。また、別に、今日のスポーツマネジメント教育の定点と目される、スポーツマネジメント系のテキスト分析に拠りながら、いわゆる「スポーツマネジ メント」の再定義を試みた。 また、現在、多くの日本人がスポーツビジネスで進出している、成長著しいカンボジアを訪れ、現地のフットサル施設やオリンピックスタジアムの視察、現地のプロサッカークラブの日本人ジェネラルマネジャーやプロサッカー選手へのインタビュー調査をおこなった。また、アルビレックス新潟シンガポールのCEOにもインタビュー調査をおこない、スポーツマネジメントの現場で仕事をするために求められる能力について整理した。
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