2011 Fiscal Year Research-status Report
大学新入生における潜在性甲状腺機能異常に関する研究
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23500801
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
小倉 俊郎 岡山大学, 保健管理センター, 教授 (80214097)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 甲状腺 / 自己免疫疾患 / 若年者 |
Research Abstract |
当初の計画では,本年度は,翌平成24年度の準備期間として設けた期間であり,以下の3点を計画した。(1)本研究が,当大学における倫理審査会の指針に合致して承認を受けること。(2)その承認の上で,当初の計画した被験者への同意書,アンケート,血液検査等の計画を再考すること。さらに(3)本研究に関連した情報収集を学会などで行うこと。 その結果(1)については,平成23年6月14日に申請し,種々の議論の上,最終的に同年7月26日に小修正の上で承認をえた。倫理委員会の承認の上で(2)については,同意書やアンケートを作成し,血液検査の計画を再度ねりなおし,外注業者も入札の上定・委託することとなった。また(3)研究の情報収集として,第54回日本甲状腺学会学術集会(平成23年11月21日~23日)および第21回日本内分泌代謝Update(平成24年1月26日~28日)に参加して,本研究に関連の深い研究を調査した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は,翌年の実質的な研究への準備年であり,(1)研究内容を当大学での倫理委員会で承認を得ること,(2)実質的な同意書,アンケート作成,採血手順,業者決定,(3)研究推進のための情報収集,およびの3点が主な達成目標であったが,わずかな研究の修正があったが,ほぼ当初の計画の骨子は変更せず,行えることとなった。初年度としては計画を滞りなく遂行できたと考える。
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Strategy for Future Research Activity |
上記をもとに,平成24年度は計画通り,実質的な調査を行う予定。特別な変更を行わずに研究の遂行が可能と考えている。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
ほぼ,予定した予算を甲状腺関連検査費用として使用する予定
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