2012 Fiscal Year Research-status Report
職場におけるいじめ、ハラスメント、自殺の予防法の開発
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23500802
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
高木 二郎 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50384847)
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Keywords | 産業精神保健 / 気分障害 / 自殺 / 職場のいじめ / ハラスメント / 貢献感 |
Research Abstract |
既に平成24年度の目的(3) 「職員同士の相互貢献を下位尺度に分類し、どのような職員同士の相互貢献が職場における精神的健康に有用かを検討する。また、職員同士の相互貢献が職場における精神的健康に寄与する際に考えられる3つの機序(①職場におけるいじめやハラスメントが予防されること、②自己評価が上がること、③貢献のお返しとして支援を受けること)の検証を行う」と平成24-25年度の目的(4)「職場における職員同士の相互貢献を促進する介入によって、職場におけるいじめやハラスメントが減少し、うつ状態が予防されるかを検証する」のデータ収集を終了した。 これまでの調査を元にした研究結果の発表を、第53回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(1演題発表)と、The 6th International Commission on Occupational Health (ICOH) International Conference on Work Environment and Cardiovascular Diseases, 2013(2演題発表)にて行った。さらに3論文(新たに作成した貢献感尺度のinternal consistency reliability、test-retest reliability、criterion validity、 construct validity、confirmatory factor analysesの結果も含む)を作成し、投稿中である。現在、4論文目を作成している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
前述のように、平成24-25年度の目的(4)のデータ収集まで終了している。
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Strategy for Future Research Activity |
データの収集は終了しており、データの解析、結果の発表(学会および論文)を行っていく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
データ解析の為の資料、解析ソフトの取得、結果発表等の旅費、論文発表のための資料取得、英文校閲、投稿費用等に使用する。
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Research Products
(3 results)