2013 Fiscal Year Annual Research Report
北太平洋亜寒帯海域の表層酸性化が炭酸カルシウム殻のプランクトンにおよぼす影響予測
Project/Area Number |
23510013
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
服部 寛 東海大学, 生物学部, 教授 (60208543)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 洋 石巻専修大学, 理工学部, 教授 (10183378)
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Keywords | 円石藻類 / 珪藻類 / 翼足類 / 海洋酸性化 / 西部北太平洋亜寒帯海域 / 南極海 |
Research Abstract |
今年度の研究実績は、研究最終年度にあたるため、主に論文および口頭による学会発表が中心となる。 論文発表は、1)北太平洋亜寒帯海域の植物プランクトンの基礎生産の際に細胞外に作り出される物質の生産について、光環境や物理環境との対応関係を明らかにした。また、2)高純度二酸化炭素通気により酸性化した海水を、西部北太平洋において現場の植物プランクトンを用いて培養する海洋酸性化予測実験を行い、植物プランクトンの酸性化に対する応答予測を発表した。 国内外の学会での口頭発表は、2012年度の航海において酸性化予測実験を、現場の動物プランクトン(翼足類)や植物プランクトン(珪藻類と円石藻類)で行った結果について発表が中心となっている。また、同時に海洋表層に分布する炭酸カルシウム殻を持つ動植物プランクトンの沈降についても発表した。 研究発表の他に、2013年度において採集した動植物プランクトンサンプルの顕微鏡観察による出現種組成とそれらの現存量についても、検鏡作業を継続している。
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Research Products
(9 results)
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[Presentation] Impact estimation of Southern Ocean acidification on phytoplankton (diatoms).2013
Author(s)
Hiroshi Hattori, Mishima, Tsubasa, Hisashi Endo, Shozo Motokawa, Takahiro Iida, Haruko Kurihara, Gen Hashida, Koji Suzuki, Jun Nishioka, Satoru Taguchi, Hiroshi Sasaki
Organizer
Fourth Symposium on Polar Sciences
Place of Presentation
National Institute of Polar Research, Tokyo.
Year and Date
20131112-20131112
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