2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23520065
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
柴田 幹夫 新潟大学, 企画戦略本部, 准教授 (30293244)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白須 淨眞 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (10330713)
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Keywords | 大谷光瑞 / アジア調査活動 / 辛亥革命 / 逍遙園 / 国際研究者交流 / 中国 台湾 |
Research Abstract |
国内における調査活動など。1学会発表(1)第21回日本近代仏教史研究大会発表。「台北「西本願寺広場」と高雄「逍遙園」について」(5月11日、大谷大学)(2)日本宗教学会発表。「大谷光瑞と台湾」(9月7日、国学院大学)。 2国内調査活動 国内に点在する本願寺派の寺院を中心に調査を行った。大谷光瑞の親戚であり、側近であった柱本瑞俊の自坊(京都市下京区、明覚寺、9月実施)において、研究分担者の白須淨眞とともに、彼の残した手紙や本願寺からの辞令などを写真撮影した。また辛亥革命時に漢口本願寺の主任であった井上慈曠の自坊(伊丹市法専寺、2月実施)において、黎元洪から頂いた変額を写真撮影した。 3国際シンポジウムの開催 10月5日に京都西本願寺「伝道院」において国際シンポジウム「広域アジアにおける大谷光瑞の活動」を行った。中国、台湾から研究者を招き、発表及び記念講演を行った。100余名の参会者を得て盛況のうちに終わった。 4研究代表者が、広島大学に学位申請を行い、審査の結果博士(学術)を授与された。論文名は「大谷光瑞の研究-広域アジアにおける諸活動-」であり、2014年5月には勉誠出版より公刊される予定である。 海外における調査活動など 1学会発表 (1)中国ウルムチで行われた「黄文弼與中瑞西北科学考査団国際学術研討会」(新疆師範大学、10月)で「大谷光瑞拐一個側面」と題する報告を行った。分担者の白須淨眞も「20世紀初之内陸亜細亜調査活動研究的新視点」を発表した。(2)山東師範大学歴史系及び斉魯文化センターの招へいにより、白須淨眞とともに研究発表を行った。(「大谷光瑞與近代中国」10月) 2調査としては、昨年に引き続き台湾に赴いた。高雄「逍遙園」の保存活動の進捗状況を調査するためであった。
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Research Products
(11 results)