2011 Fiscal Year Research-status Report
冷戦期における合衆国ナショナリズムとソフト・パワーとしての表象文化の研究
Project/Area Number |
23520279
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
村上 東 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (80143072)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大田 信良 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90233139)
塚田 幸光 関西学院大学, 法学部, 教授 (40513908)
中山 悟視 福島工業高等専門学校, その他部局等, 講師 (40390405)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | アメリカ合衆国 / 国際情報交流 |
Research Abstract |
批評、映画の部門は好調に進捗しており、小説分野の遅れを取り戻せば、ほぼ順調であると考えられる。原子力発電所の事故と国際原子力機関の関係など、申請当時は前面に出ていなかった問題も視野に入れなければならず、新たな課題を背負い込んでいる。研究発表のかたちではまとまったものを発信しており、2年のうちには整った成果を公表できる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定していた『冷戦とアメリカン・カルチャー』の刊行は、予想外に基礎資料の整理等に手間取ったこともあり、遅れているが、この秋に刊行を目指して編集中である。東日本大震災の影響もあり、小説分野に若干の遅れがあるものの、全体としては、表象文化と冷戦の関係を新たなかたちで把握しつつある。夏には書籍刊行を含め遅れを取り戻したい。
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Strategy for Future Research Activity |
『冷戦とアメリカン・カルチャー』刊行以後、いかなるかたちで成果をまとめてゆくか、検討すべき時期に来ており、連絡を密にしている状態である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
渡米による情報収集を続ける(殊に村上と中山)と同時に、基礎資料の整理を終え、仮説の検証を重ね、正確で中身の濃いものを目指している。
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Research Products
(13 results)