2011 Fiscal Year Research-status Report
小学校英語活動で電子黒板を利用した複数児童の同時音声診断ソフトの開発
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23520777
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Research Institution | Kobe Kaisei College |
Principal Investigator |
福智 佳代子 神戸海星女子学院大学, 現代人間学部, 准教授 (50469269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金澤 直志 奈良工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (20311061)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 小学校英語活動 / コミュニケーション力診断ゲーム / 電子黒板の活用 / ICT教室環境 / 第2言語習得 |
Research Abstract |
平成23年度は、「英語ノートで学習したことの総括ができるゲーム」の作成に取り組んだ。児童は日頃からDS・プレーステーションなどの機材を自由に操作し、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなどのように、非常にストーリー性が高く、経験値が上がっていくなど努力の成果が分かるRPG(role-playing game)などに慣れ親しんでいる。従って、本教材の内容に関しても、ストーリーを重視し、RPGとしても通じるゲーム画面、内容であることが必須条件となる。従って、平成23年度は、ストーリーの再構成、ゲーム形式を再検討した。対話表現・語彙など診断テスト内容に関しても、すでに入力済みではあったが、これらの条件に合わせ、ストーリーのそれぞれ具体的な場面に合わせた表現のListening Trial, Speaking Trialを再作成中である。 ゲーム種別に関しては、ストーリーの流れや背景などの部分はRPG(role-playing game)で作成する。それぞれの場面に展開される課題(タスク)で扱われる対話表現に対する診断テスト部分に関しては、文章を読み進めることが主体のゲーム形式であるADV(あるいはAVG)で、音声ときわめて画面上の簡単な文章(英語表現、日本語説明)で作成することとした。背景の場面(動画・イラスト)と対話表現(診断テスト)に、ゲームとしての形式を統合し製作する際に、開発担当者に発注依頼するに先立って、インターネット上に公開されているフリーのゲーム作成ソフトで、試作版を作成し、内容を検討中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
機材、システム開発に関しては、フリーのゲーム作成ソフトで動作環境とゲームの妥当性を検討するに至るまで、かなり時間を要してしまったが、開発担当者による仕様書は作成され、機材・システム・ソフトは開発中である。
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Strategy for Future Research Activity |
診断テスト内容、動画・イラスト、ゲーム形式の統合・編集を統合し制作中である。今年度12月中の完成を目指している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
診断テスト内容、テスト、ゲーム形式の提案は研究代表者、共同研究者、及び協力者が行うので研究費の使用は最小限であるが、イラスト制作費、フラッシュ動画制作費、音楽など芸術性が高いものの制作にかかる謝金、動画・イラスト、ゲームを統合・編集・製作などのソフト開発、及び、クリッカー、DS,あるいはiPodなどの端末機材のソフト開発とシステム開発にかかる費用が発生する。23年度未使用分と今年度分に関しては、これら制作費に充当する予定である。
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Research Products
(2 results)