2013 Fiscal Year Annual Research Report
企業での英語コミュニケーション最適化に求められる英語教育の調査研究
Project/Area Number |
23520779
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
辻 和成 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (00368549)
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Keywords | EBP / ビジネス英語 / ESP / 企業英語研修 / 国際ビジネスコミュニケーション / ニーズ分析 / 国際コミュニケーションマネジメント / ビジネス通訳 |
Research Abstract |
本研究では、グローバル化を経営の重点課題として進める大手の企業を中心に、英語使用の実態とニーズ、そして、そのギャップについてEnglish for Specific Purposes (ESP)の視点から基礎研究を行った。この研究の特徴は、日本経済の中核を担う製造業に着目し、製造会社の主要な「部門」に焦点を当てた調査を実施したことである。即ち、ものづくり系企業の組織を構成する部門(=機能)というユニットをディスコース・コミュニティとみなしたニーズ分析を行った。調査対象として製造業の幅広い業種から機能分担がより鮮明である規模の大きい企業を選択し、ニーズ分析と研究成果の有効性と汎用性を確保することに努めた。 2013年度は、社内英語教育の実態および大学英語教育に対する企業側の期待に関する調査を実施した。調査対象は、海外に生産拠点を一ヶ所以上持ち従業員が1,000名以上の企業において、英語研修など組織英語力強化に携わる100名のビジネスパーソンである。その内容を以下で発表することにより、同研究の成果を他の研究者と共有し社会に還元することに努めた。(1)Pragmatic EBP Courses as Bridges Between University and Industry(2013年8月) The 52nd JACET International Convention, (2)企業英語研修企画に携わる社員100人へのアンケート調査結果(2013年10月) 国際コミュニケーションマネジメント研究会, (3)Key Factors for Designing EBP Courses(2013年12月) JACET ESP SIG Kanto Meeting, (4)国際ビジネスと英語(2014年3月) 大阪YMCA国際専門学校
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Research Products
(4 results)