2011 Fiscal Year Research-status Report
持続成長可能な経済の可能性と国際貿易の役割に関する研究
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23530212
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
久保田 肇 北海道大学, 公共政策大学院, 教授 (00293811)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 持続成長可能経済 / 動学的貿易利益 / 一般均衡理論 / 世代重複モデル |
Research Abstract |
「研究実施計画」にあるように、平成23年度はアメリカ、ニューヨーク州のロチェスター大学経済学部を訪問して、国際貿易論に関する世界的な権威でおられるロナルド・ジョーンズ教授と有益な研究討論を行い、本研究課題である「持続成長可能な経済の可能性と国際貿易の役割に関する研究」に関して、様々な有益な示唆を頂いた。その際に、ロチェスター大学経済学部に所属されている他の先生や一時的に訪問されている先生とも、本研究課題に関して有益な意見交換を行い、同時に、本研究課題に関する資料収集も行った。国内では、筑波大学、慶応大学、京都大学も訪問して、研究分野の近しい専門家から本研究課題に関して様々な有益な示唆を頂き、同時に資料収集も行った。 本研究課題を進めるために、その資料として国際貿易論、一般均衡論、関数解析学に関連する古書を含めた図書の購入を行った。また、論文作成準備としてデスクトップ・コンピューターとサイエンティッフィクワークプレースというソフトの購入を行った。本研究課題に関する論文作成において複雑な数式が必要であるが、数式の作成の容易さにその力を発揮するサイエンティッフィクワークプレースは、マイクロソフトワードでは実現できない複雑な数式の作成を、マイクロソフトワード並の操作性で行う事が出来るので、本研究課題に関する論文の準備稿の作成途上においても役立った。そして、インタネットアクセスが常時可能となる通信機器を購入して、出張中でもインターネットアクセスが可能な状態にして、インターネット上の論文検索等の資料収集や電子メールによる研究打ち合わせに役立てた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
「研究実施計画」にあるように、アメリカ、ニューヨーク州のロチェスター大学経済学部を訪問して、ロナルド・ジョーンズ教授と有益な研究討論を行って、本研究課題に関して様々な有益な示唆を頂けて、また、資料収集も行う事が出来た事、筑波大学、慶応大学、京都大学等の国内の有力大学も訪問して、研究分野の近しい専門家から本研究課題に関して様々な有益な示唆を頂けた事、資料として国際貿易論や一般均衡論に関連する図書の購入を行う事が出来た事より、おおむね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度も平成23年度の同様に研究を進めて行く予定であるが、特に、持続成長可能経済における市場均衡の存在の可能性を中心にして、研究を進める。また、再びアメリカ、ニューヨーク州のロチェスター大学経済学部を訪問して、ロナルド・ジョーンズ教授と有益な研究討論を行って、本研究課題に関して様々な有益な示唆を頂き、資料収集も行う。また、国内の有力大学も訪問して、研究分野の近しい専門家から本研究課題に関して様々な有益な示唆を頂く。 また、本研究課題を進めるために、その資料として国際貿易論、一般均衡論、関数解析学に関連する図書の購入を行う。また、インタネットアクセスが常時可能となる通信機器を購入して、出張中でもインターネットアクセスが可能な状態にして資料収集や研究打ち合わせ等に役立てる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
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