2012 Fiscal Year Research-status Report
マルチモーダルテクストを「よむ」学習活動の創発に向けた理論的基盤の構築
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23531157
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
中村 敦雄 群馬大学, 教育学部, 教授 (60323325)
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Keywords | オーストラリア連邦 |
Research Abstract |
平成24年度における研究実績としては,以下の2点が挙げられる。 第1に,成果として公刊されたものとして,学会誌掲載課題研究論文1編(「国語科教育学における『メディア』概念の射程」『国語科教育』(全国大学国語教育学会)第72集,平成24年9月,85~89頁,ならびに共著書中の分担執筆1編(「教科内容を保障する授業づくり」,東京学芸大学国語教育学会他編著『小学校子どもが生きる国語科学習用語』東洋館出版社,平成25年2月,98頁)が挙げられる。ここでは,マルチモーダルテクストを含めたメディア一般を対象としたフレームワークや,教科の学習としてのポイントを示すことができた。研究課題として掲げた理論的基盤のうち,文献的な研究の成果としては十分な成果が蓄積されつつある。 第2に,現時点で進行中の研究として,群馬大学附属小・中学校との共同研究がある。こちらも相応の成果を得ることができている。その一端は,早くも「毎日新聞」平成25年2月9日・23日掲載の記事において広く紹介された。関係者からの反響もあり,社会貢献につながる成果が期待されているところである。ただし,これらの成果を学会において発表したり,論文として公刊するには,もうしばらく検討の時間も要することから,発表・公刊の時期としては次年度(平成25年度)を予定している。このように,研究課題として掲げた理論的基盤のうち,実践知に踏み込んだ研究においても,確実な成果につながるデータが明らかになってきた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
「研究実績の概要」でも述べたとおり,前年度は計画に比べて遅れ気味であった研究全体としての進捗状況は,本年度にあって,計画どおりののぞましい方向へと改善されてきたといえよう。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定どおりの進捗を予定している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初の計画にのっとった使用を予定している。
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Research Products
(2 results)