2014 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニティ・エンパワメントによる高齢者の社会参加型自殺予防の実証研究
Project/Area Number |
23590773
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
藤田 幸司 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40463806)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本橋 豊 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), その他 (10174351)
金子 善博 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70344752)
佐々木 久長 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70205855)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | コミュニティ・エンパワメント / 自殺予防 / 社会参加 / メンタルヘルス / ソーシャル・キャピタル / ヘルス・プロモーション / 地域保健 / 地域づくり |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、秋田県H町において、前年度にも介入プログラムを実施した2つの自治会および、新たに2自治会を対象に計6回のコミュニティ・エンパワメントの技法を取り入れた積極的な社会参加をうながす地域づくり型の介入プログラムを実施した。 平成26年度の介入事業については、平成27年度に実施を予定している15歳以上85歳未満の全住民約7,000人を対象とした自記式による質問紙調査(悉皆)によって、その効果等を評価する予定である。予定する調査項目は、基本的属性、精神的苦痛(mental distress)、自己効力感、社会参加状況、社会参加関連要因、地域づくりの取り組み・活動状況、外出頻度、認知的ソーシャル・キャピタルなどであり、平成24年度に実施した悉皆調査のデータとリンクさせて、分析を行う。 また平成26年度は、第1回調査(平成22年実施)と第2回調査(平成24年実施)のデータを用いたコホート研究による分析を進め、コミュニティ・エンパワメントの技法を取り入れた地域づくり、社会参加型の介入プログラムの特に高齢者における自己効力感の向上、閉じこもりの予防・解消に対する有効性について詳細な分析を行い、学会にて発表を行った。
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Research Products
(5 results)