2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23592608
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
大橋 裕一 愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00116005)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 康人 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (70314953)
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Keywords | K12 / 角膜上皮 / stem cell |
Research Abstract |
K12IRES-Cre をC57B6/Jcl と8回交配後にK12IRES-CreとB6.129(Cg)-Gt(ROSA)26Sortm4(ACTB-tdTomato,-EGFP)Luo/Jを交配して、K12IRES-Cre/wt/RTGflox/wtの♀を作成した。胎生14.5日からK12Cre/Wt/RTGflox/Wtが開瞼する生後13日目までは、K12IRES-Cre allele発現を示すEGFP陽性細胞がK12IRES-Cre allele発現(-)のtdTomato陽性細胞の集団が混在する。生後12週でEGFP陽性細胞は車軸状のパターンに変化したが、基底細胞は、モザイクパターンを示し、EGFP陽性細胞集団のなかに孤立した、tdTomato陽性細胞が存在。本来stem cellは角膜上皮への分化を示す、K12を発現しないと考えられており、この孤立したtdTomato陽性細胞は角膜上に存在するstem cellであると考えるのが妥当である。FACS による角膜上皮細胞の選別のため、single cell suspensionをFACSAria™セルソーター(BD)を用いてEGFP+かつtdTomato-の細胞とEGFP-かつtdTomato+の細胞に分けた。CpG Islandのメチル化はEGFP+かつtdTomato-の細胞とEGFP-かつtdTomato+の細胞の間にCpG Islandの中央では差を認めず、シトシンが脱メチル化を受けていたが、Exon1の後半とCpG Islandの両端ではK12IRES-Cre allele発現細胞は、ほとんどのシトシンが脱メチル化を受けていたのに対して、K12IRES-Cre allele発現(-)の細胞では、ほとんどのシトシンがメチル化を受けていた。
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