2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23592852
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
大倉 一夫 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 講師 (70304540)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
重本 修伺 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (20294704) [Withdrawn]
安陪 晋 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 講師 (10359911)
鈴木 善貴 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (40581393)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 顎口腔機能学 / 睡眠時ブラキシズム |
Outline of Annual Research Achievements |
睡眠時ブラキシズム(以下Sleep related Bruxism: SB)に対するスプリントの治療効果について、睡眠下顎安静位との関係を明らかにすることを目的として、3種類の異なるスプリントを用いて6自由度顎運動を含むポリソムノグラフ測定を行った。スプリントはスタビライゼーションスプリント(SS; ハードタイプ&ソフトタイプ)、パラタルスプリント(PS)の3種類である。今年度はあらたに3名の測定を行った。ベースラインのために2夜、各スプリントを2週間装着した後、治療効果判定としてポリソムノグラフ測定を行った。各スプリントの装着期間の後に別のスプリントを使用するまでウオッシュアウト期間として2週間以上の期間をおいた。今年度までにベースライン測定が終了した11名(のべ22夜)のうち、6名(のべ30夜)について全ての測定項目を満たしており、現在まで総計40夜のポリソムノグラフ測定を行った(測定不備による再測定は含まない)。 また現在までのベースライン測定の測定結果によるデータベースより、今まで明らかにされていなかったSBの動態についての研究発表を行った。SBの特徴的な運動として日常生活、覚醒時には発現しない、限界運動範囲を超えて開口方向に動くものに関して報告を行った。咀嚼、模擬ブラキシズムとSBの運動の違いについても検討を行い発表した。これらはすべてが異なる運動様相を持っていた。さらに、被験者の前歯部誘導要素の違いがSBの運動制御と関係するかについても検討を行い、咀嚼運動同様、側方誘導要素が急角度のほうが、より垂直的な運動が多いことを国際学会にて発表した。
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Research Products
(10 results)
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[Presentation] 切歯路と睡眠時ブラキシズムの分類との関係2014
Author(s)
鈴木善貴, 大倉一夫, 重本修伺, 大本勝弘, 田島登誉子, 中野雅徳, 坂東永一, 松香芳三
Organizer
日本顎口腔機能学会第53回学術大会
Place of Presentation
日本大学松戸歯学部(千葉県・松戸市)
Year and Date
2014-10-04 – 2014-10-05
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