2014 Fiscal Year Annual Research Report
次世代の音環境の創造に向けて 環境の「質」のデザインとマネジメント手法
Project/Area Number |
23611047
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
土田 義郎 金沢工業大学, 環境・建築学部, 教授 (20227424)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 利仁 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00219370)
永幡 幸司 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (50312765)
塩川 博義 日本大学, 生産工学部, 教授 (50187324)
川井 敬二 熊本大学, 自然科学研究科, 准教授 (90284744)
森原 崇 石川工業高等専門学校, 建築学科, 准教授 (10413767)
船場 ひさお フェリス女学院大学, 音楽学部, 講師 (60511235)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 音環境デザイン / 社会調査 / インタビュー / ワークショップ / 認知構造 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究においては日本騒音制御工学会の音環境デザイン分科会と連携し、「音環境デザイン」に関わる研究を広範に行っている。3つの課題を設け、(1)環境要因の記述、(2)要因間の関連性の抽出、(3)評価手法の確立をめざして各研究分担者による研究が企画されていた。2014年度においては、これまでの研究の進捗状況を受け、被験者実験や社会調査による実績を重ねてきた。 課題1では「庭園」、「茶室」、「地下街」、「住宅」といった性質の異なる空間について音環境調査を実施し、その場における様々な音源の記述法を試みている。また、それぞれの場における評価についても検討した。 課題2では、社会調査やインタビューによって採取された音の持つ情報と、音の物理量との関連について検証した。当初予定されていたテキスト・マイニング手法ではなく、通常の統計学的な手法を適用している。 課題3では、騒音の評価にとどまらず、音環境に対する意識の抽出と評価に関して検討された。ワークショップや特許といった成果も得ている。 全体として、当初の目的であった次世代に向けた音環境デザインに関して、ある程度の検討ができたものと考えられる。
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Research Products
(18 results)
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[Journal Article] ICBEN review of research on the biological effects of noise 2011-20142015
Author(s)
M. Basner, M. Brink, A. Bristow, Y. de Kluizenaar, L. Finegold, J. Hong, S. A. Janssen, R. Klaeboe, T. Leroux, A. Liebl, T. Matsui, D. Schwela, M. S.-Kowalska, P. Sorqvist
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Journal Title
Noise & Health 17
Volume: 17(75)
Pages: 57-82
Open Access
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