2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23650479
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
原田 優美 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 技術補佐員 (80568395)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芥川 正武 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (90294727)
粟飯原 睦美 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 学術研究員 (60596211)
馬渡 一諭 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 講師 (40352372)
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Keywords | 発光ダイオード / 生活環境 |
Research Abstract |
現在発光ダイオード技術等の急激な進歩により、生活環境における照明の革新的変化が起ころうとしている。安価で耐久性に優れた発光ダイオード技術により、従来の照明が発光ダイオードを中心とした光に変わろうとしている。従来の一般生活で使用されてきた光は、多くの波長が混じり合った混合の光であるが、発光ダイオードによる光はある特定の単波長のみの光である。特定波長の光の持続的な暴露が、ヒトの感情や昆虫などの食行動などに影響をあたえることがすでに報告されている。しかしヒトや食品などにどのような影響を与えるかはよく分かっておらず、危険性も指摘されている。 本研究では、光がヒトの食生活行動や食品に与える影響を明確にし、その制御基盤を確立する。そしてヒトの食生活環境の安全・快適を守り健康の維持・増進に貢献できるシステムを開発することを目的とした。 各波長による代謝機能の解析を、マウスなどの実験動物を用いて解析し、代謝に影響を与えるホルモンの変化を検討した。 各波長による食品関連微生物の反応性の解析では、病原性への影響についてすでにUVC照射では病原性に関係するTypeIII分泌機構や走化性に関与する遺伝子発現が増加するがUVA照射では低下傾向を見出し、各波長の光による微生物の病原性関連因子の発現変化及び病原性の検討を行った。さらに発光ダイオードの制御技術の確立をめざし、光照射システムの電源制御システムについて検討を行った。
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Research Products
(1 results)