2013 Fiscal Year Annual Research Report
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23652110
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
名嶋 義直 東北大学, 文学研究科, 教授 (60359552)
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| Keywords | 日本語学習者 / 韓国人学習者 / 中国人学習者 / 対照研究 / 心的文法 |
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| Research Abstract |
2012年度の研究は，韓国人学習者のデータの分析はやや不十分な点があった。また，韓国人学習者の分析と中国人学習者の分析とを比較対照して総合的に考察するということができなかった。そこで2013年の研究においては，上記２点の研究を目標とした。まず名古屋大学において開催された日本教育に関する研究集会で口頭発表を行った。この発表では，残された課題であった韓国人学習者データの分析と，多少ではあるが韓国人学習者と中国人学習者のデータを比較した。そこでのフィードバックを受けて考察を深め，中国の延辺大学で開催された国際フォーラムにおいて口頭発表を行った。こちらの発表では，韓国人学習者と中国人学習者のデータを比較に重点を置いた。延辺大学は朝鮮人自治区にある大学で，日本語学習者としての韓国人学習者と中国人学習者の比較を行った研究を発表する場として，これ以上ない機会であった。業績は以下の通りである。●口頭発表（２本）名嶋義直（2013）「メタ的に産出したノダ文の文法的特徴に関する一考察－中国人学習者と韓国人学習者との比較－」，第11回日本語教育研究集会，2013.8.5 （於 名古屋大学），名嶋義直（2013）「ノダに関する心的文法―中国人学習者と韓国人学習者との比較―」，第三回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム，2013.8.20．（於 延辺大学／中国，延吉市）．●論文（１本）名嶋義直（2014）「ノダに関する心的文法―中国人学習者と韓国人学習者との比較―」，『日本語言文化研究』第三輯，延吉大学出版社．（掲載決定）
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