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2011 Fiscal Year Annual Research Report

朝鮮民主主義人民共和国におけるクーデターの可能性と政権の安定性

Research Project

Project/Area Number 23653038
Research InstitutionSeigakuin University

Principal Investigator

宮本 悟  聖学院大学, 総合研究所, 准教授 (70412137)

Project Period (FY) 2011-04-28 – 2012-03-31
Keywords北朝鮮 / 政軍関係 / クーデター / アフリカ / 韓国 / 安全保障
Research Abstract

本研究の目的は、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の政権の安定性を理解するための手かがりの一つとして、北朝鮮でのクーデター発生の可能性を明らかにすることにある。その目的のため、本研究では、3つの作業を行ってきた。それは(1)南北朝鮮の政軍関係の先行研究及び資料収集、(2)政軍関係理論の研究による分析枠組みの改善、(3)アフリカ諸国のクーデター・データ作成である。
(1)についてはほぼ終了した。そこで得た知見の一部によって、北朝鮮の政軍関係と国防政策について先行研究の誤りを指摘して、新たに資料を検証した見解を『国際安全保障』に投稿した。これは査読の結果、論文としての掲載が決定し、『国際安全保障』40巻1号(2012年6月)に掲載される予定である。また、韓国の政軍関係についての研究もすでに原稿はできており、投稿先の選択とその投稿規定に合わせた修正が残されているのみである。
(2)は、Armed Forces and Societyに掲載された研究から既存の分析枠組みに新たな知見を加える作業である。この作業では重要と思われる研究をすでにリストアップした。ただし、新たな研究はこれからも掲載されていくので、この作業はこれからも継続して行っていく。
(3)は、『現代アフリカ・クーデター全史』からクーデター・データを作成する作業であるが、残念ながら未完である。これは今年も継続して、(2)の作業と合わせて今年中には論文を投稿するように努める。
以上のように、本研究に関する論文はすでに1本が掲載決定済みであり、さらに2本投稿する予定である。これらの作業は本年度中に終了させる予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 朝鮮民主主義人民共和国における国防政策の目的-朝鮮労働党の軍事路線の成立経緯-2012

    • Author(s)
      宮本悟
    • Journal Title

      国際安全保障

      Volume: 40巻1号 Pages: 1-18

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2013-06-26  

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