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2012 Fiscal Year Annual Research Report

準天頂衛星を活用した超高精度交通移動体マネジメント

Research Project

Project/Area Number 23656314
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

森川 高行  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山本 俊行  名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (80273465)
三輪 富生  名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (60422763)
佐藤 仁美  名古屋大学, 環境学研究科, 助教 (00509193)
Keywords衛星測位 / 交通工学・国土計画 / 技術開発 / 高度道路交通システム(ITS) / 人工衛星
Research Abstract

準天頂衛星システムのようなサブm級(1m以下の誤差)の測位精度の検証においては,これまで以上に観測条件や周辺環境,機器測位誤差が重要な問題となる.そこで本研究では,高精度位置情報利用による便益最大化を目的として,その基本となる準天頂衛星の測位精度を評価するための,実測位置とシステム観測位置の誤差とその要因を評価した.これにより,情報・案内サービスへの応用や社会的価値の創出が可能となる.
今年度は,以下の研究を行った.
①移動空間の情報収集とデータ整理
昨年度行った4種類の測位機器(GPSロガ-,スマートフォン,準天頂衛星補完機能を持つGPS測位機器,準天頂衛星補強機能を持つGPS受信機)による走行実験データの精度を検証することを目的として,実験時に取得したビデオ画像やGISアプリケーションを用いて周辺環境(建物までの距離,建物の階数,街路樹本数,道路幅,衛星仰角など)データや実測位置(真値)データを整備した.
②交通移動体高精度位置情報の社会的活用のための観測誤差の分析
実測位置と観測位置との絶対誤差について,「正確度」と「精密度」,「平均二乗誤差」の三つの指標を用いて分析を行った.結果,測位精度は,スマートフォン,準天頂衛星補完機能を持つGPS測位機器,GPSロガ-,準天頂衛星補強機能を持つGPS受信機の順に高い結果をなった.また,周辺環境と誤差要因について重回帰モデルを構築し分析を行った結果,誤差要因については,移動体の進行方向の速度や街路樹が少なからず影響していることが分かった.

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Published: 2014-07-24  

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