2013 Fiscal Year Annual Research Report
やせ妊婦が適切な体重増加をするために‐体型認識・心理および生活習慣からの分析‐
Project/Area Number |
23660057
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
小泉 仁子 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20292964)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江守 陽子 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70114337)
村井 文江 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (40229943)
山海 知子 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10241829)
川野 亜津子 筑波大学, 医学医療系, 助教 (10550733)
小谷野 康子 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50307120)
宮川 幸代 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (20614514)
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Keywords | やせ妊婦 / 妊娠中体重増加量 / 体型認識 / 心理・社会的要因 / 生活習慣 |
Research Abstract |
本研究は、「やせ体型妊婦(以下、やせ妊婦とする)の体型認識・心理および生活習慣の実態を明らかにすること」と「妊娠中の適切な体重増加と妊婦の体型認識・心理および生活習慣との関連を明らかにすること」を目的とするものである。 「研究の成果」 1)具体的内容:①平成25年度には、関東地方3施設と関西地方1施設の計4か所の調査施設において、研究協力が得られ、平成24年度までにアンケート調査を回収できていた約300人について、妊娠期から分娩後1か月までの周産期アウトカムデータを前向き調査方法により収集した。 ②成果をまとめ、学会および学術論文において発表し、多方面の研究者からアドバイスとコメントを得るための準備をしている。 ③STTI(国際学会)において、本研究テーマに関する国外の情報収集を行い、本テーマが特にアジア先進国において活発に行われていること、アメリカでは妊娠期の肥満に関する問題意識が強いことなどについてディスカッションをする機会や妊娠前からのヘルスリテラシー教育の必要性と内容について国外の研究者と意見交換を行う有意義な機会が得られた。 2)意義:妊婦の体型認識・心理および生活習慣の実態を妊娠期にアンケート調査を行い、前向きに周産期アウトカムデータを検討することにより、近年問題となっている、やせ妊婦の実態や周産期アウトカムとの関連が明らかにできる。これにより、より効果的な妊娠期の健康教育の示唆が得られる。
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