2012 Fiscal Year Research-status Report
ニコラス・カルドアの経済思想―社会民主主義のヴィジョン
Project/Area Number |
23730205
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
木村 雄一 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (80436740)
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Keywords | カルドア / LSE / ケンブリッジ / 支出税 / マネタリズム / ロビンズ |
Research Abstract |
本年度は、ニコラス・カルドアに関する資料収集・理論と政策の研究を中心に行った。具体的には「カルドアと労働党の経済政策―ポンド切り下げ、選択的雇用税、総合消費税」および「カルドアとケンブリッジ資本・成長・分配論ージョーン・ロビンソン、カーン、スラッファ、ヒックス、ハロッドとの知的交流」の二つのテーマを研究した。 1 物品 消耗品図書、事務用品、トナー、ノートなど当該研究の遂行のために必要な諸物品を購入した。 2 研究会・学会参加及び発表 第76回経済学史学会(小樽商科大学、5月25~27日)、経済学研究会(アルカディア市ヶ谷:旧私学会館、6月24日、11月25日)、現代経済学史研究会(金沢大学、1月25~26日) 、国際ワークショップ―ケンブリッジ、LSEの経済思想と福祉国家の基礎理論(一橋大学、3月18日)、第17回進化経済学会(中央大学、3月16日、17日)に参加して、研究のために必要な資料を収集した。現代経済学史研究会では、「N.カルドアと支出税」を発表した。 3 資料収集のための海外出張(ケンブリッジ大学・LSE出張) 7/15~21日、ケンブリッジ大学・キングスカレッジ・アーカイブセンターでカルドア文書を閲覧するために、またLSEの図書館において資料調査をするために、イギリスへ出張した。 4 研究成果 本年度の研究成果は以下の通りである。木村雄一「N.カルドアと支出税」(現代経済学史研究会報告)、木村雄一「N. カルドアとマネタリズム」『埼玉大学教育学部紀要』Vol.62, No.1
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までの研究は、研究計画書に記した通りに、順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画・方法に記述した通りに、今後の研究を遂行する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
該当なし
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Research Products
(2 results)