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2012 Fiscal Year Annual Research Report

ステロイド薬投与量決定マーカー候補リポカリン2の細胞内外ステロイド濃度調節機能

Research Project

Project/Area Number 23790195
Research InstitutionJosai International University

Principal Investigator

小澤 実香  城西国際大学, 薬学部, 助手 (40398558)

Keywordsバイオマーカー / ステロイド / タンパク質 / 相互作用
Research Abstract

本研究では、ステロイド薬処理により発現量の増加が認められたリポカリン2について、ステロイド薬処理によるリポカリン2の発現増加に関する生理的意義を解明し、治療マーカーとしての有用性を検討することを目標としている。本年度は、各種ステロイドとリポカリン2の相互作用測定により結合能評価を行うことを目的として、BIACOREによるステロイド-リポカリン2測定系構築に関して検討を行った。また、リポカリン2蛋白強制発現細胞株の樹立に関する検討を行った。
1.ステロイド‐リポカリン2測定系の構築:昨年度検討した条件をもとにコハク酸デキサメタゾンおよびコハク酸プレドニゾロンをリガンドとして固定化した。まず、種々のステロイド結合タンパク質を用いてスクリーニングを行い、α1-glycoproteinをコントロールアナライトとして用いることとした。次にリポカリン2との相互作用を検討した結果、プレドニゾロンに対する結合は確認できなかったが、デキサメタゾンに対しては用量依存的に結合することが示唆された。
2.リポカリン2蛋白強制発現細胞株の作製:ヒト表皮角化細胞株への遺伝子導入条件についてGFP遺伝子を用いて検討した。エレクトロポレーション法と比較してリポフェクション法による導入が高効率であったことから、Halotag融合リポカリン2ベクターを作製しリポフェクション法を用いて導入したところ、約50%の導入効率で強制発現細胞を確認した。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] リポカリン2に対するステロイド結合能の評価系構築に関する検討

    • Author(s)
      小澤実香
    • Organizer
      第133年会 日本薬学会
    • Place of Presentation
      パシフィコ横浜
  • [Presentation] 実務実習終了後の大学における症例報告に対する実習施設へのアンケート調査

    • Author(s)
      小澤実香
    • Organizer
      第133年会 日本薬学会
    • Place of Presentation
      パシフィコ横浜

URL: 

Published: 2014-07-24  

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