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2012 Fiscal Year Annual Research Report

ナノインプリント技術による次世代DNAセンサの開発

Research Project

Project/Area Number 23860054
Research InstitutionAichi University of Technology

Principal Investigator

大竹 才人  愛知工科大学, 工学部, 准教授 (30437355)

Project Period (FY) 2011-08-24 – 2013-03-31
Keywords電気化学 / ナノインプリント
Research Abstract

現在の日本が抱える医療問題の解決に、発病前の予防に注力して健康増進を図ることが注目されおり、その一つとして次世代医療が挙げられる。特に大きな関心を集めているのがDNA診断であり、これは我々が持っている体質や、将来発症しやすい疾患などを予め診断して予防や治療に役立てる医療である。また、薬剤の服用前に副作用の発症の有無が分かるため、安全で的確な治療ができる特徴がある。これは、オーダーメード医療ともよばれ、従来の画一的な治療法ではなくて、個人に応じた最適な治療ができることから、次世代の医療として盛んに研究が行われている。この実現には、1人の患者から数千種類の遺伝情報を一度に得る必要があり、簡便で高感度なDNAセンサの普及が早急に求められている。現状は、蛍光標識式のDNAセンサが利用されており、患者の血液などから採取されたDNAを、蛍光プローブであらかじめ化学修飾して、そこに用意された疾患遺伝子(がん遺伝子など)と作用させておく。疾患遺伝子を有しているときは、お互いに結合して二重らせん構造となり、疾患遺伝子を有していないときは、結合せずに一重構造のままとなる。この判定を現在は蛍光顕微鏡で行っている。しかしこの方法は、患者のDNAを蛍光プローブで化学修飾する煩雑な工程が含まれ、かつ得られる顕微鏡像による判定が、蛍光の強度に依存するために、あいまいな判定が避けられない点にある。これを解決するために本研究では、蛍光プローブによる化学修飾を必要としない電気化学的手法によるノンプローブ法によって、蛍光顕微鏡に依らない迅速で明瞭な判定を特徴とした次世代DNAセンサをナノインプリント技術を利用することで電気化学センサを作製し、高感度、高スループットセンサを開発した。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ナノインプリントによるDNAナノパターニング法の開発2012

    • Author(s)
      大竹才人
    • Organizer
      日本ケミカルバイオロジー学会 第7回年会
    • Place of Presentation
      京都大学 百周年時計台記念館
    • Year and Date
      20120607-20120608

URL: 

Published: 2014-07-24  

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