2023 Fiscal Year Research-status Report
口腔機能障害患者のフレイル、介護予防に関する研究 ー新たな早期支援策の開発ー
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23K01916
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
柴田 由美 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (20759732)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 有子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (50758901)
原田 由香 昭和大学, 歯学部, 助教 (90585621)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 口腔機能 / 口腔機能低下 / フレイル / オーラルフレイル / 頭頸部がん / 社会参加 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、口腔機能障害が残存する頭頸部がん患者のフレイル、要介護リスクを明確にすることで健康寿命の延伸に寄与することである。頭頸部がん患者への質問紙による追跡調査と診療録からがんの種類、重症度、口腔機能障害の程度、口腔機能の経時的変化等の臨床情報を抽出し、①口腔機能障害の重症度が社会参加に影響するか、②口腔機能障害により社会参加が減少することで要介護リスクが高くなるか、③身体機能および口腔機能に対する支援はフレイル、要介護リスクを予防できるか、を検証する。 口腔機能障害に対する治療の影響が社会参加にどのように関連しているかを解明し、早期からの支援策を提案することで、フレイル、要介護リスクを予防することを目的とする。頭頸部がんの治療開始前、治療終了後1ヶ月、治療終了後1年6ヶ月の計3回、質問紙調査を実施する。 2023年度は、調査対象となる頭頸部がん患者に対する研究の文献検索を行った。また、質問紙調査を実施するために、先行研究をもとに調査項目や内容の検討を行い、質問紙を作成、調査を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
先行研究の分析、文献検索、質問紙の作成に時間を要してしまった。また、倫理申請にも時間を要した。そのため、第1回目(頭頸部がん治療前)の質問紙調査を開始する時期が、当初の予定より遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
第1回目の質問紙調査の継続と第2回目(頭頸部がん治療後1ヶ月)の質問紙調査を順次、実施していく。同時に、質問紙調査を実施した患者の診療録から、臨床情報の抽出を行い、今後の分析に向けてデータベースを作成する。
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Causes of Carryover |
2023年度は質問紙調査を開始したが、同意書や説明文書、質問紙ともに印刷業者に発注せず、自分で印刷をしたため、印刷費が予定より少なくなった。2024年度は印刷物は印刷業者に発注する予定である。 質問紙調査を開始したばかりで、データベース作成には至らなかった。そのため、データベース作成用パソコンは購入していない。同じ理由で、分析用の統計ソフトも購入しなかった。2024年度にデータベース作成、分析を開始するので、必要な備品も含め購入する。
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Research Products
(1 results)