2023 Fiscal Year Research-status Report
裸足生活が子どもの足部形態および自律神経機能に与える効果検証
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23K02236
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
小林 幸次 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (30739983)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 裸足 / 自律神経機能 / 足部形態 / 武道 / 裸足教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、「裸足教育」実施校の子どもおよび柔道や剣道といった「武道」を行っている子どもの足部形態および自律神経機能を調査しその結果を比較することで、裸足生活が足部形態および自律神経機能に与える効果を検証することである(研究期間は3年間を予定している)。 1年目となる本年度は,裸足教育を実践している小学校の2から4年生と裸足教育を実践していない小学校の2から4年生を対象に足部形態および自律神経機能を評価し比較することで、裸足教育の実践の有無が足部形態や自律神経機能にどのような影響を与えるのかを検証することを予定していた。しかしながら、対象となる学校と調査の日程を合わせることができなかったため、当初予定していた測定を実施することが叶わなかった。そのため、当初予定していた国内学会での研究成果の発表についても実施することができなかった。調査を実施することができなかった点は大きな反省点であるため、次年度は、本年度予定していた調査を実施し、当初初年度に予定していた比較検討をする予定である。 また、2年目となる2024年度に実施する予定であった縦断調査については、3年目の2025年度に行うこととなった。申請時は、3年目となる2025年度に、武道を行っている子どもと行っていない子どもの足部形態および自律神経機能の実態調査を実施する予定であったが、本研究の遅れを取り戻すためにも、可能であれば2024年度に調査を実施することを予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
対象校との調査の日程が合わなかったため、当初予定していた測定を実施することが叶わなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
対象校と密に連絡をとり、早期に調査を実施できるようスケジュールを調整する。
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Causes of Carryover |
本年度、実施予定であった調査が行えなかったため、当初購入予定であった実験機材を購入することがなかった。次年度は、「次年度使用額」で本年度購入しなかった実験機材を購入するとともに、翌年度分に請求させていただいた助成金を計画している研究経費に使用する予定である。
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