2023 Fiscal Year Research-status Report
保育者による身体活動量と基本的動作を考慮した運動遊びの実施の有用性と継続性の検討
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23K02286
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Research Institution | Kyoei University |
Principal Investigator |
篠原 俊明 共栄大学, 教育学部, 講師 (20738306)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長野 康平 比治山大学短期大学部, その他部局等, 講師 (60911055)
堀内 亮輔 東京女子体育短期大学, その他部局等, 講師 (70913408)
中村 和彦 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (80217835)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 運動遊び / 身体活動量 / 基本的動作 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究初年度であった2023年度は、日頃の保育において幼児が遊んでいる運動遊びの実態について、400名の保育士を対象にアンケート調査を行い把握するとともに、把握した運動遊びの身体活動量とその運動遊びで経験できる基本的動作の多様化について把握することを予定していた。しかし、保育士へのアンケート調査の実施に向けた調整に時間を要し、予定よりも少ない人数を対象としたアンケート調査の実施に留まった。より詳細なデータを得るために、対象者数を確保したうえでアンケート調査を2024年度にも実施するとともに、各運動遊びの身体活動量の調査についても2024年度に実施することを予定している。併せて、運動遊びに関する保育士支援の研修会を行うことを予定していたが、これも実施の調整に時間を要したため、実施には至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
諸事情により、当初予定していた協力園での調査実施が困難になり、限定的な人数でのアンケート調査となり、運動遊びの身体活動量の調査は実施できなかった。また研修会の実施は再調整が必要とった。現在は、アンケート調査の対象者の拡大とともに、運動遊びの身体活動量の調査と研修会の再調整を引き続き行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
アンケート調査や身体活動量の調査、研修会の実施に向けて、他の複数の園と調査実施について、調整しており、調査協力が得られた場合、直ちに調査を実施する。
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Causes of Carryover |
初年度の2023年度は、諸事業により予定よりも調査が少なくなり、調査に必要な経費が予定よりも少なかったため、次年度の使用額が発生した。
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