• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Research-status Report

Establishment of an in vitro index focusing on the tissue-cutting ability of the medicinal thread Kshara Sutra for the treatment of anal fistula.

Research Project

Project/Area Number 23K15482
Research InstitutionJosai University

Principal Investigator

横川 貴美  城西大学, 薬学部, 助教 (00825862)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Keywordsクシャーラ・スートラ / 痔瘻 / アーユルヴェーダ / 伝統医学
Outline of Annual Research Achievements

痔瘻は膿瘍の形成と皮膚への瘻管の開口を特徴とし、膿や排泄物が不随意的に排出されるため患者QOLが非常に低下する。インド伝統医学の痔瘻治療薬線であるクシャーラ・スートラ(Kshara Sutra:KS)は複数の生薬を糸に塗布したものであり、この薬線を瘻管から肛門に結紮することで組織の切断・治癒を行う。KSの組織切断・治癒の作用機序は未だに不明な点が多く、治療効果の評価方法も定まっていない。そこで本研究では、in vivoにてKSの組織切断作用に関わる細胞死の機序を分子生物学的に解明し、さらにin vitroでの簡便な評価法の確立を目指す。
当該年度には、痔瘻モデルラットにKSを施術したラットと、薬剤を塗布していない対象糸を施術したラットの病理組織周辺からRNA抽出を行い、マイクロアレイ解析を実施した。KS処置を行うことで、細胞プログラム(アポトーシス)に関与するp53(tumor protein p53)、DFFB(DNA fragmentation factor subunit beta)などの遺伝子がアップレギュレーションしていた。in vivoでの組織切片の観察では、KS周辺の欠損が観察されたが、この組織欠損はアポトーシスに由来する可能性が考えられた。また、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)シグナル経路では、VEGFR2、SH2D2A、PLCG1、SHC2などがKS処置によってアップレギュレーションしていた。KSは血管新生に寄与し、治癒を促進する可能性が示された。今後は細胞を用いたin vitroの実験により、同様の結果が得られるのか、使用される生薬の成分との関係などを探求していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

マイクロアレイ解析を実施し、この結果を元に評価指標や評価遺伝子などを絞り培養細胞での薬剤の影響を調査する予定であったが、体調不良が続き、実験の時間を十分に確保することができず、培養細胞を用いた実験が滞っている状況である。2024年度は4月から産休・育休を取得予定であり、本課題も2024年度の1年間は中断する。2025年度から本課題を再開し、本来の計画であった1年目の2023年度の計画と2年目2024年度の計画は2025年度へとスライドして実施する予定である。

Strategy for Future Research Activity

本研究は、KSの瘻管周囲組織切断機序を解明し、in vitroにおける簡易的な評価方法の確立を目的とする。そのため痔瘻モデルラットを用いたin vivoの実験と培養細胞を用いたin vitroの実験を計画しており、現在、3年計画の1年目が終了した。1年目の2023年度マイクロアレイ解析を実施した。この結果を元に評価指標や評価遺伝子などを絞り培養細胞での薬剤の影響を調査する予定であったが、体調不良が続き培養細胞を用いた実験が滞っている状況である。2024年度は4月から1年間の産休・育休を取得予定のため、本来の計画であった1年目の2023年度の計画と2年目2024年度の計画は2025年度へとスライドして実施する予定である。したがって、2024年度に計画していた培養細胞を用いたin vitroでの実験を、研究再開後の2025年度から2026年にかけて計画通り研究を実施する予定である。

Causes of Carryover

当該年度(2023年度)にHPLCの検出器を購入予定であったが、当該年度の翌年度(2024年度)に機器本体が譲渡の可能性が生じた。新しい機器にあわせた検出器を検討するため、2023年度には検出器の購入を見送り、2024年度は研究を産休・育休のため中断するため、2025年度以降に購入して研究を行う予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 生薬エキスのFXa, FXIa, Thrombin に対する阻害効果2023

    • Author(s)
      坂下 優香, 横川 貴美, 騎馬 由佳, 北村 雅史
    • Organizer
      日本生薬学会第 69 回年会
  • [Presentation] 横川貴美, 坂下優香, 騎馬由佳, 北村雅史2023

    • Author(s)
      ウシ胎児血清(FBS)を用いたFXa阻害活性測定及び生薬エキスの阻害効果
    • Organizer
      第40回和漢医薬学会学術大会

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi