2021 Fiscal Year Annual Research Report
藩法と江戸幕府法のインタラクティブな影響についての史料実証的研究
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21H00659
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
守屋 浩光 関西学院大学, 法学部, 教授 (00330530)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安竹 貴彦 大阪市立大学, 大学院法学研究科, 教授 (20244626)
神崎 直美 城西大学, 経済学部, 教授 (30348172)
安高 啓明 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (30548889)
高塩 博 國學院大學, 法学部, 名誉教授 (40236211)
小倉 宗 関西大学, 文学部, 教授 (40602107)
坂本 忠久 東北大学, 法学研究科, 教授 (60241931)
丸本 由美子 金沢大学, 法学系, 准教授 (60735439)
代田 清嗣 名城大学, 法学部, 准教授 (70804227)
山中 至 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(法), 名誉教授 (90167718)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 藩法 / 幕府法 / 刑事訴訟 / 熊本藩 / 刑法草書 / 刑罰 / 幕藩体制 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者および研究分担者が分担している地域・領域の史料解読および分析は、前年度までに取得した史料を対象に継続して実施し、所属研究機関の紀要等に公表した。 令和3年度は新型コロナ感染拡大の影響で研究代表者・研究分担者・研究協力者による共同史料調査・研究会を実施することができず、また共同研究に関する対面形式の打ち合わせを行うこともできなかったが、それに代えて研究代表者と一部の研究分担者によるオンライン会議形式の打ち合わせを令和3年4月に実施した。 また、令和2年度で終了する本科学研究費助成事業の後継共同研究企画について基本的なコンセプトの検討およびそれに続いて具体的な実施計画の策定を進め、今回までの4回にわたる藩法に関する比較研究から一歩段階を進めて、幕府法と藩法の相互の影響関係についての共同研究に着手することとした。なお、これについては、科学研究費 基盤研究(B)「藩法と江戸幕府法のインタラクティブな影響についての史料実証的研究」(課題番号23K20568)として補助を受けつつ、令和3年度以降4年間にわたり実施する予定である。 また、本科学研究費助成事業による共同研究の柱となる史料集の編纂については、研究分担者高塩博、山中至、安高啓明および研究協力者鎌田浩を中心に熊本藩刑事判決録の第一回刊行分「人命篇」を令和4年3月に刊行した。なお、この史料集については研究成果公開促進費(「学術図書」・課題番号21HP5108)の交付を受けた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染拡大の影響で研究代表者・研究分担者・研究協力者による共同史料調査・研究会を実施することができず、史料集刊行の素材となる幕府法および藩法史料の収集が遅れたため。
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Strategy for Future Research Activity |
全国各地の幕府法および藩法史料の収集を再開し、合わせて研究代表者・研究分担者・研究協力者が合同で史料調査および研究会を開催し、共同研究の一層の進捗を期す。
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Research Products
(16 results)