2021 Fiscal Year Annual Research Report
うつ病の再発予防に寄与するAIアルゴリズム技術の開発
Project/Area Number |
21H00949
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
山本 哲也 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (60779396)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉本 潤一郎 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (10403346)
木村 穣 関西医科大学, 医学部, 教授 (60298859)
菅谷 渚 横浜市立大学, 医学部, 助教 (90508425)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | うつ病 / 再発予防 / 脆弱性 / 機械学習 / 認知行動療法 / 拡張現実 / AR / 人工知能 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を受けて,対面での実験研究の実施が困難となった期間があったため,抑うつの脆弱性に関するオンライン調査の実施と,解析アルゴリズムの開発を行なった。その結果,コロナ禍におけるメンタルヘルスの推移や,メンタルヘルスに影響を及ぼしうる要因について知見を見いだすことができた。 また,我が国や海外におけるコロナ禍のメンタルヘルスや,ビッグデータの解析アルゴリズムに関する最新の研究知見の収集に努め,研究代表者が行った研究発表と,それに対するオンラインでのディスカッションを通じて,今年度の我々の研究成果についてさまざまな観点から考察を深めた。今年度,我々が見出した知見に基づくことで,本研究課題を発展的に拡張する可能性を有することが考えられ,次年度からの研究遂行に大いに資することが期待された。 加えて,次年度以降の研究実施を円滑にするため,共同研究者間での連携体制の構築や,オンラインでの研究会議の整備を行った。 以上のように,本年度の研究活動によって,次年度の研究の遂行に向けた十分な基礎検討と研究プランが構築されたと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍によって当初の計画の変更が余儀なくされたが,現在までに研究実施体制が着実に確立されつつあり,本研究課題の目的であるうつ病の再発予防に寄与する知見の蓄積が行われた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度の研究課題を完遂するため,収集済みのデータに対する網羅的な解析を行い,再発予防に寄与する特徴量を特定する。また,得られた知見を活用して,介入アルゴリズムの基盤技術を開発する。
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Research Products
(37 results)