2022 Fiscal Year Annual Research Report
Expanding the infrastructure of the perinatal cohort network and building a data utilization platform
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22H03399
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
春名 めぐみ 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (00332601)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 敏 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (70275121)
藤田 愛 山形大学, 医学部, 教授 (70361269)
白石 三恵 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50632220)
疋田 直子 九州大学, 医学研究院, 教授 (60801925)
末次 美子 九州大学, 医学研究院, 講師 (70437789)
米澤 かおり 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (20791388)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 妊娠 / 栄養 / 体重 / 産後 / 身体活動 / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019-2021年度に、妊娠中から産後1年までの女性を対象に、母体体重増加や出生体重、心理社会的要因や健康行動(栄養・食事、身体活動、睡眠など)を調査項目に含め、多施設共同コホート調査(J-PEACH study 第1期)を実施し、1489名が参加し、データを蓄積している。新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) 拡大下でのデータ収集であったこと、首都圏のデータが多いなどの課題が残っている。本研究では、この調査チームを基盤に、首都圏以外(山形、大阪、九州)でのデータの蓄積も増やしている。また調査項目を見直し、測定方法を拡大した調査(J-PEACH study 第2期) 体制を構築した。J-PEACH study 第2期では、身体活動、睡眠については、主観的な項目を測定する質問票(エプワース眠気尺度:ESS、ピッツバーグ睡眠質問票:PSQI、睡眠日誌等)に加えて、より客観的な測定として、加速度センサーを用いた活動量計 (Active Style Pro HJA 750 C, Omron)と睡眠計 (Axivity AX3, ACCELStars)を用いて測定する仕組みを整えた。蓄積データは、国立情報学研究所が運営するGakuNin RDM(研究データ管理基盤)を利用し、大学間でのデータ共有化とデータ統合を図っている。さらに、妊産婦への効果的な保健指導の根拠となるデータ利活用プラットフォームの構築を目指している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) 拡大により、リクルート・調査方法を大幅に変更し、オンライン化を進めたことから、調査継続が可能となり、4つの大学で連携をしながら、調査ならびにデータ管理・分析、成果発表が実施できている。
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Strategy for Future Research Activity |
コホート調査の継続と合わせて、蓄積されているデータの管理・今後得られるデータとの統合・分析ならびに他のコホート調査データとの統合・比較検証の可能性なども検討していく。
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