2013 Fiscal Year Annual Research Report
想定外に備えた空間制御ソフトウェアの分析・設計・検証手法
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24240003
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
本位田 真一 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (70332153)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鄭 顕志 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 助教 (40434295)
石川 冬樹 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 准教授 (50455193)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ソフトウェア工学 / ソフトウェアアーキテクチャ / ソフトウェア開発プロセス |
Outline of Annual Research Achievements |
平成25年度は,平成24年度に提案した,空間制御ソフトウェアのための分析手法,設計手法,検証手法の洗練化を行った.平成25年7月に,ソフトウェア工学分野の著名な研究者を交えたワークショップを開催し,提案手法に関する議論を行った.その結果,当初の想定にはない現実の空間制御ソフトウェアで必要とされる制御ループの相互作用も検証する必要性を認識し,相互作用を記述検証の対象とするよう分析,設計,検証手法を改良した.さらに,改良した分析,設計,検証工程を支援するツールを開発した.分析,設計工程で用いるCASEツールや,検証工程に用いる検証ツールを構築した. また,平成26年度には,繰越金を使用して,当初25年度に行う予定であった,分析,設計,検証工程を支援するツールチェインの構築と,プロトタイプ開発を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初は,平成25年度内に空間制御ソフトウェアのプロトタイプ開発を行う予定であった.しかし,ワークショップで得られた著名研究者らからのフィードバックを踏まえ,研究遂行上,当初の想定にはない開発プロセスの改良の必要性を認識し,プロセスの改良を行った.そのためスケジュールがずれ込み,プロトタイプ開発は平成26年度に行うよう計画を変更した.
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度が最終年度のため、記入しない
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Research Products
(16 results)