東日本大震災と日本社会の再建－地震、津波、原発震災の被害とその克服の道

2013 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 24243057
• Research Institution: Fukushima University
• Principal Investigator: 加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 正村 俊之 東北大学, 文学研究科, 教授 (00209420) ; 大門 信也 関西大学, 社会学部, 准教授 (00559742) ; 矢澤 修次郎 成城大学, その他部局等, 名誉教授 (20055320) ; 舩橋 晴俊 法政大学, 社会学部, 教授 (20111445) ; 中澤 秀雄 中央大学, 法学部, 教授 (20326523) ; 原口 弥生 茨城大学, 人文学部, 准教授 (20375356) ; 高木 竜輔 いわき明星大学, 人文学部, 准教授 (30512157) ; 浅川 達人 明治学院大学, 社会学部, 教授 (40270665) ; 田中 重好 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (50155131) ; 松本 三和夫 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50157385) ; 阿部 晃士 山形大学, 人文学部, 准教授 (50305314) ; 内田 龍史 尚絅学院大学, 公私立大学の部局等, 講師 (60515394) ; 後藤 範章 日本大学, 文理学部, 教授 (70205607) ; 高橋 準 福島大学, 行政政策学類, 教授 (70272094) ; 山本 薫子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (70335777) ; 平井 太郎 弘前大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (70573559) ; 奥野 卓司 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90160811) ; 荻野 昌弘 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90224138) ; 山下 祐介 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (90253369) ; 小松 丈晃 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (90302067) ; 金菱 清 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (90405895) ; 岩井 紀子 大阪商業大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90223362)
• Project Period (FY): 2012-04-01 – 2016-03-31
• Keywords: 災害 / 環境 / 復興

Research Abstract

本研究は、日本社会学会研究活動委員会の呼びかけで開催された「震災問題情報連絡会」に参加した有志の協力によって企画されたものであり、「東日本大震災」に多面的な研究のためのプラットフォームを形成することを目的としている。
その目的に照らして、「理論班」「避難住民班」「復興班」「防災班」「エネルギー班」の5つの「研究班」を設け、それぞれの班のもとにさらに「研究チーム」を設けた。また、平成25年度は、「データベース担当」を設け、研究成果のデータベースの構築につとめた。
あわせて、年次報告書として『災後の社会学』No.2を刊行した。
また、平成26年度開催予定の「世界社会学会」横浜大会を念頭におき、研究成果の発信と世界各地の研究者との交流を促進するために、「英文論文集」の刊行準備を進めた。

Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

各班の調査・研究は、ほぼ順調に進展している。
ただし、被災の範囲と被害の度合いが予想以上に大きく深く、避難生活もいまだ継続中である。今後とも引き続き、被害者の生活実態、地域の実態を解明するいっそうの作業が必要であり、さらなる研究努力が求められていると考えられる。

Strategy for Future Research Activity

今後とも各チームごとの研究交流を密にし、成果を共有するとともに、世界社会学会へむけての情報発信を促進することとしたい。
そのために、データベースの構築や年次報告書の刊行などに引き続き取り組んでいくこととする。

Research Products

• [Journal Article] 「再生可能エネルギー事業の社会的普及と信用力スキーム」 (2014)
  • Author(s): 湯浅陽一・大門信也
  • Journal Title: 『サスティナビリティ研究』 Volume: 4号 Pages: 41-52
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「南相馬市における「ソーラーシェアリング」のとりくみ」 (2014)
  • Author(s): 中山弘・大門信也
  • Journal Title: 『サスティナビリティ研究』 Volume: 4号 Pages: 17-25
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「固定価格買取制度（FIT）導入後の岩手県の再生可能エネルギー」 (2014)
  • Author(s): 茅野恒秀
  • Journal Title: 『サスティナビリティ研究』 Volume: 4号 Pages: 27-40
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「原発事故に伴う楢葉町民の避難生活――1年後の生活再建の実相」 (2014)
  • Author(s): 高木竜輔・石丸純一
  • Journal Title: 『いわき明星大学人文学部研究紀要』 Volume: 27 Pages: 1-10
• [Journal Article] 原子力政策における取組体制の問題点と改革の方向 (2014)
  • Author(s): 舩橋晴俊
  • Journal Title: 『災後の社会学』 Volume: No.2 Pages: 58-77
• [Journal Article] 情報化社会における災害ボランティアの一様態―被災写真救済活動を事例として― (2014)
  • Author(s): 溝口佑爾
  • Journal Title: 『災後の社会学』 Volume: No.2 Pages: 42-57
• [Journal Article] 東日本大震災と福島第一原子力発電所事故に関する社会学の組織的活動―日本社会学会研究活動委員会・日本学術会議震災再建委員会・コンソーシアム分科会・震災科研プロジェクトの活動― (2014)
  • Author(s): 岩井紀子・宍戸邦章
  • Journal Title: 『災後の社会学』 Volume: No.2 Pages: 78-82
• [Journal Article] 「社会学におけるコンコルドの誤謬―フクシマ問題に寄せて」 (2014)
  • Author(s): 高橋征仁
  • Journal Title: 『西日本社会学年報』 Volume: 12号 Pages: 103-112
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「商業機能の郊外化と買い物環境：岩手県山田町」 (2014)
  • Author(s): 岩間信之・田中耕市・浅川達人・佐々木緑・駒木伸比古
  • Journal Title: 『地理』 Volume: 2014年1月号 Pages: 14-21
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 文化の復興に関する考察―『吉里吉里語辞典』アーカイブ化プロジェクトを事例として― (2014)
  • Author(s): 浅川達人
  • Journal Title: 『災後の社会学』 Volume: No.2 Pages: 3-11
• [Journal Article] 「高校生のストレス反応に及ぼす原発避難の影響(2)――避難生活におけるストレス反応」 (2014)
  • Author(s): 窪田文子・森丈弓・高木竜輔
  • Journal Title: 『いわき明星大学大学院人文学研究科紀要』 Volume: 12号 Pages: 1-10
• [Journal Article] 「原子力政策は何を判断基準とすべきか－政策転換に必要なパラダイム変革とは」 (2013)
  • Author(s): 舩橋晴俊
  • Journal Title: 『世界』 Volume: no.848 (2013年10月号) Pages: 117-125
• [Journal Article] 「警戒区域からの避難をめぐる状況と課題――帰還困難と向き合う富岡町の事例から」 (2013)
  • Author(s): 松薗祐子
  • Journal Title: 『環境と公害』 Volume: 第42巻第4号 Pages: 31-36
• [Journal Article] 「「場所」をめぐる感情とつながり――災害による喪失と再生を手がかりとして」 (2013)
  • Author(s): 松井克浩
  • Journal Title: 栗原隆編『感情と表象の生まれるところ』ナカニシヤ出版 Volume: 1 Pages: 124-139
• [Journal Article] 「弱い絆の強さ―沖縄県における原発事故避難者レポート」 (2013)
  • Author(s): 高橋征仁
  • Journal Title: 『建築雑誌』 Volume: Vol128，No1646 Pages: 6-7
• [Journal Article] 「なぜ大災害の非常事態下で祭礼は遂行されるのか : 東日本大震災後の「相馬野馬追」と中越地震後の「牛の角突き」 (2013)
  • Author(s): 植田今日子
  • Journal Title: 『社会学年報』 (特集 社会問題としての東日本大震災) Volume: 42号 Pages: 43-60
• [Journal Article] 「内なるショック・ドクトリン―第二の津波に抗する生活戦略」 (2013)
  • Author(s): 金菱 清
  • Journal Title: 『学術の動向』(特集 震災復興の論理 : 新自由主義と日本社会) Volume: 18(10) Pages: 50-53
• [Journal Article] 「新潟県における広域避難者の現状と支援」 (2013)
  • Author(s): 松井克浩
  • Journal Title: 『社会学年報』 Volume: 42号 Pages: 61-71
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「原発被災による地域解体の住民の学び直し」 (2013)
  • Author(s): 千葉悦子
  • Journal Title: 日本社会教育学会60周年記念出版部会編, 『希望への社会教育』,東洋館出版 Volume: 1 Pages: 24-47
• [Journal Article] 「露出する『か弱き個人』から新しい社会・建築像へ」 (2013)
  • Author(s): 西﨑伸子・園田眞理子・伊藤俊介
  • Journal Title: 『建築雑誌』 Volume: 2013年12月号 Pages: 23-27
• [Journal Article] 「長期避難における原発避難者の生活構造――原発事故から1年後の楢葉町民への調査から」 (2013)
  • Author(s): 高木竜輔
  • Journal Title: 『環境と公害』 Volume: 第42巻第4号 Pages: 25-30
• [Journal Article] 「大船渡市における復興計画の策定過程と住民参加」 (2013)
  • Author(s): 茅野恒秀・阿部晃士
  • Journal Title: 『社会学年報』 Volume: 42号 Pages: 31-42
• [Journal Article] 「復興過程における住民自治のあり方をめぐって－岩手県釜石市の事例から－」日本地方自治学会編 (2013)
  • Author(s): 吉野英岐
  • Journal Title: 『地方自治叢書 参加・分権・ｌガバナンスと地方自治』、敬文堂． Volume: 第26集 Pages: 1-10
• [Journal Article] 「仮設住宅住民の現状と今後の展望──名取市・岩沼市を事例として」 (2013)
  • Author(s): 内田龍史
  • Journal Title: 『尚絅学院大学紀要』 Volume: 第66号 Pages: 105-118
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「第2次八戸調査がまなざす「制度の隙間」」 (2013)
  • Author(s): 平井太郎
  • Journal Title: 『東日本大震災 弘前大学からの展望2011-2012』（弘前大学震災研究交流会編） Volume: 1 Pages: 167-174
• [Journal Article] 「第2次八戸調査がまなざす「制度の隙間」」 (2013)
  • Author(s): 平井太郎
  • Journal Title: 『地域社会研究』 Volume: 第6号 Pages: 55-58
• [Journal Article] 「震災を忘れているのは誰か――被災遺物の保存の社会学」 (2013)
  • Author(s): 今井信雄
  • Journal Title: 関西社会学会（編）『フォーラム現代社会学』 Volume: 第12号 Pages: 98-103
• [Journal Article] 「写真の経験と社会的な記憶」 (2013)
  • Author(s): 今井信雄
  • Journal Title: 社会学研究会（編）『ソシオロジ』 Volume: 177号 Pages: 107-113
• [Journal Article] 「構造災と責任帰属―制度化された不作為と事務局問題―」 (2013)
  • Author(s): 松本三和夫
  • Journal Title: 『環境社会学研究』 Volume: 第19巻 Pages: 20－44
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「動物愛護観のダブルバインド…震災・原発事故における動物救援活動を例に」 (2013)
  • Author(s): 奥野卓司
  • Journal Title: 樋口進・関西学院大学キリスト教と文化研究センター編『自然の問題と聖典』キリスト新聞社 Volume: 1 Pages: 97-131
• [Journal Article] “‘Structural Disaster’Long Before Fukushima: A Hidden Accident” (2013)
  • Author(s): Miwao Matsumoto
  • Journal Title: Development & Society Volume: Vol. 42, No. 2 Pages: 165-190
• [Journal Article] 「低認知被災地における市民活動の現在と課題～茨城県の放射能汚染をめぐる問題構築」 (2013)
  • Author(s): 原口弥生
  • Journal Title: 『平和研究』 Volume: 第40号 Pages: 9-30
• [Journal Article] 「震災問題対処のために必要な政策議題設定と日本社会における制御能力の欠陥」 (2013)
  • Author(s): 舩橋晴俊
  • Journal Title: 『社会学評論』 Volume: 64(3) Pages: 1-23
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「東日本大震災・福島第一原子力発電所の事故が災害リスクの認知および原子力政策への態度に与えた影響」 (2013)
  • Author(s): 岩井紀子・宍戸邦章
  • Journal Title: 『社会学評論』 Volume: 64（3） Pages: 420-438
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「原発・県外避難者のネットワークの形成条件――埼玉県下の8市町を事例として」 (2013)
  • Author(s): 原田峻・西城戸誠
  • Journal Title: 『地域社会学会年報』 Volume: 第25集 Pages: 143-156
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「災害死を再定位するコミュニティの過剰な意義―if の未死と彷徨える魂の行方をめぐって―」 (2013)
  • Author(s): 金菱清
  • Journal Title: 『フォーラム現代社会学』 Volume: 12. Pages: 104-113
• [Journal Article] 「東日本大震災 仮すまいの姿～沖縄県における原発事故避難者レポート」 (2013)
  • Author(s): 高橋征仁
  • Journal Title: 『建築雑誌』 Volume: 40 Pages: 2-3
• [Journal Article] 「東日本大震災による県外避難者に対する自治体対応と支援―埼玉県の自治体を事例として」 (2013)
  • Author(s): 西城戸誠・原田峻
  • Journal Title: 『人間環境論集』 Volume: 14(1) Pages: 1-26
• [Journal Article] 『震災からの歩み(第25回)東北を日本の先進地に 被災地の声を聞き、見えてきた未来へのヒント』 (2013)
  • Author(s): 金菱 清
  • Journal Title: 第三文明 Volume: 645号 Pages: 29-33
• [Journal Article] 「原子力災害からの復興に向けた取り組みと課題――全村避難の飯舘村の場合」 (2013)
  • Author(s): 千葉悦子
  • Journal Title: 『計画行政』 Volume: 36(3) Pages: 9-14
• [Journal Article] 「原発災害の『見えない被害』と支援活動」 (2013)
  • Author(s): 西﨑伸子
  • Journal Title: 清水修二他編著『東北発・災害復興学入門―巨大災害と向き合う、あなたへ』 山形大学出版会 Volume: 1 Pages: 144-166
• [Journal Article] 「内なるショック・ドクトリン―第二の津波に抗する生活戦略」 (2013)
  • Author(s): 金菱 清
  • Journal Title: 『理論と動態』 Volume: 第6号 Pages: 20-36
• [Journal Article] Fukushima Nuclear Accident and Its Aftermath: A survey of Futaba District (2013)
  • Author(s): Hashimoto, Setsuko
  • Journal Title: 『理論と方法』 Volume: vol.28, No.2 Pages: 223-245
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「原発避難者を取り巻く問題の構造―タウンミーティング事業の取り組み・支援活動からみえてきたこと」 (2013)
  • Author(s): 佐藤彰彦
  • Journal Title: 『社会学評論』 Volume: 64(3) Pages: 439-459
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「災害リスクの“包括的制御”－災害パターナリズムに抗するために」 (2013)
  • Author(s): 金菱 清・植田今日子
  • Journal Title: 『社会学評論』 Volume: 64(3) Pages: 386-401
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 原発避難者の生活再編過程と問題構造の解明に向けて―「空間なきコミュニティ」の概念化のための試論― (2013)
  • Author(s): 山本薫子・佐藤彰彦・松薗祐子・高木竜輔・吉田耕平・菅磨志保
  • Journal Title: 『災後の社会学』 Volume: No.2 Pages: 23-41
• [Journal Article] 「「生物学的シティズンシップ」論の意義と課題」 (2013)
  • Author(s): 小松田儀貞
  • Journal Title: 『秋田県立大学総合科学研究彙報』（秋田県立大学総合科学教育研究センター） Volume: 第14号 Pages: 15-23
• [Journal Article] 大船渡市における震災９カ月後の生活と意識 復興過程に関するパネル調査の起点 (2013)
  • Author(s): 阿部晃士・堀篭義裕・茅野恒秀
  • Journal Title: 『総合政策』 Volume: 第14巻第2号 Pages: 149-160
• [Journal Article] 「津波被災地の社会的被害の分析と課題――岩手県野田村の事例から」 (2013)
  • Author(s): 山下祐介・三上真史
  • Journal Title: 『地球環境』 Volume: Vol.18、No.1 Pages: 1-10
• [Journal Article] 「連載にあたって――被災地域と向き合う社会調査」 (2013)
  • Author(s): 内田龍史
  • Journal Title: 『ヒューマンライツ』（部落解放・人権研究所） Volume: 309号 Pages: 28-29
• [Journal Article] 「東日本大震災と新たな地域づくり－津波被災地での取り組み－」 (2013)
  • Author(s): 吉野英岐
  • Journal Title: 『にじ』（一般社団法人JC総研） Volume: 644号 Pages: 14-20
• [Journal Article] 「特集『東日本大震災・福島第一原発事故を読み解く』によせて」 (2013)
  • Author(s): 山下祐介・吉野英岐
  • Journal Title: 『社会学評論』 Volume: 64-3 Pages: 330-341
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「岩手県における防災と復興の課題」 (2013)
  • Author(s): 麦倉哲・吉野英岐
  • Journal Title: 『社会学評論』 Volume: 64-3 Pages: 402-419
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「広域災害における自治体間支援をめぐる社会学的課題－経験知と寄付金によって開かれた可能性」 (2013)
  • Author(s): 平井太郎
  • Journal Title: 『日本都市学会年報』 Volume: 第46号 Pages: 160-169
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「大震災から“かたり・つなぐ・くらし”へ」 (2013)
  • Author(s): 山崎美貴子・仁平典宏
  • Journal Title: 『日本福祉教育・ボランティア学習学会編集紀要』 Volume: 21 Pages: 47-58
• [Journal Article] 「東日本大震災2年後のソーシャル・ケアとレジリエンス――気仙沼市面瀬中学校仮設住宅の事例を踏まえて」 (2013)
  • Author(s): 中澤秀雄
  • Journal Title: 『年報社会学論集』 Volume: 26 Pages: 17-27
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「散乱するモデルの中にたたずむ――東日本大震災における複数のリスク構造」 (2013)
  • Author(s): 仁平典宏
  • Journal Title: 『理論と方法』 Volume: 54号 Pages: 247-268
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「復興の槌音(16) 変わりゆく被災地でいかなる「支援」が必要か ――地域経済の活性化と復興に向けて様々なアプローチを」 (2013)
  • Author(s): 仁平典宏
  • Journal Title: 『Monthly信用金庫』 Volume: 2013年12月号 Pages: 44-47
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 「社会的排除のリスクに抗する機能システムはありうるのか」 (2013)
  • Author(s): 小松丈晃
  • Journal Title: 『滲透するルーマン理論─機能分化論からの展望─』 Volume: 1 Pages: 129-154
• [Journal Article] 「ルーマン政治論におけるシステムの分出の条件と諸論点」 (2013)
  • Author(s): 小松丈晃
  • Journal Title: 『滲透するルーマン理論─機能分化論からの展望─』 Volume: 1 Pages: 3-36
• [Journal Article] 「科学技術のリスクと＜制度的リスク＞」 (2013)
  • Author(s): 小松丈晃
  • Journal Title: 東北社会学会 『社会学年報』特集論文「社会問題としての東日本大震災」 Volume: 42 Pages: 5-15
• [Journal Article] 「構造災の社会学―「事務局問題」と責任帰属―」 (2013)
  • Author(s): 松本三和夫
  • Journal Title: 『総合人間学』 Volume: 第7巻 Pages: 30-40
• [Journal Article] “The Failure of Japan’s ‘Successful’ Nuclear Program: Structural Problems Revealed by the Fukushima Daiichi Nuclear Accident” (2013)
  • Author(s): Kohta Juraku
  • Journal Title: Hindmarsh, R. (ed.) Nuclear Disaster at Fukushima Daiichi: Social, Political and Environmental Issues, Routledge, Volume: 1 Pages: 41-56
• [Journal Article] 「『国策の失敗軌道をどう転換するか』に関して科学史家に何ができるか」 (2013)
  • Author(s): 伊藤憲二
  • Journal Title: 『年報 科学・技術・社会』 Volume: 第22巻 Pages: 21－29
• [Journal Article] 「科学技術の「リスク」と組織―3.11以後のリスク規制に関するシステム論的考察―」 (2013)
  • Author(s): 小松丈晃
  • Journal Title: 『年報 科学・技術・社会』 Volume: 22 Pages: 89-107
• [Journal Article] 「放射線被曝問題における批判的科学」 (2013)
  • Author(s): 立石裕二
  • Journal Title: 『年報 科学・技術・社会』 Volume: 22 Pages: 31-46
• [Presentation] “For the Sociology of Disaster beyond Fukushima” (2013)
  • Author(s): Miwao Matsumoto
  • Organizer: Paper presented at the 4S Annual Meeting
  • Place of Presentation: San Diego
  • Year and Date: 20131009-20131012
• [Presentation] “Building Resilience in Post Disaster Communities,”
  • Author(s): Haraguchi, Yayoi
  • Organizer: The 47th Annual Meeting of Japanese Association for American Studies
  • Place of Presentation: Tokyo University of Foreign Studies
• [Presentation] “Science 'Made in Japan?': Cultural Diversity and Transnationality in Post-WWII Japanese Nuclear Research”
  • Author(s): Kenji Ito
  • Organizer: International Congress of the History of Science, Technology and Medicine
  • Place of Presentation: University of Manchester
• [Presentation] Toward a Comparative Sociology of Disaster (keynote Speech)
  • Author(s): Masahiro Ogino
  • Organizer: International Conference on the Anthropology of Disaster and Disaster Mitigation and Prevention Studies
  • Place of Presentation: Kunming, China
• [Presentation] “A Hidden Accident Long Before Fukushima: From the Viewpoint of ‘Structural Disaster”
  • Author(s): Miwao Matsumoto
  • Organizer: 科学社会学会第2回年次大会
  • Place of Presentation: 東京大学
• [Presentation] Hunting and Fukushima Nuclear Power Plant Accident
  • Author(s): Nishizaki, Nobuko
  • Organizer: International Symposium on Society and Resource Management
  • Place of Presentation: Estes Park, Colorado, USA
• [Presentation] “The Current Situation and Problems of Fukushima Two Years After Nuclear Disaster”
  • Author(s): Ryosuke Takaki
  • Organizer: California Sociological Association 24th annual conference
  • Place of Presentation: California
• [Presentation] The Disaster, Evacuation, and Present Fukushima
  • Author(s): TAKAHASHI, June
  • Organizer: The 2nd International Science Fiction Symposium (Extra Seminar)
  • Place of Presentation: Fukushima University
• [Presentation] “Weighing the Costs of 311 Tsunami Disaster: An Examination of Bonanno's 5 Hypotheses”
  • Author(s): TAKAHASHI, Masahito
  • Organizer: UK - Japan Symposium and Workshop on Disasters
  • Place of Presentation: UCL, London, UK
• [Presentation] “Reconstruction support for the Tsunami Disaster Sites, and Sociology”
  • Author(s): Tatsuto ASAKAWA
  • Organizer: Annual Meeting of the California Sociological Association
  • Place of Presentation: Berkeley, USA
• [Presentation] Seawall Construction after the Attack of Tsunami：a mistaken boundary of fishing villages
  • Author(s): UEDA Kyoko
  • Organizer: 17th World Congress of the International Union of Anthropological and Ethnological Sciences
  • Place of Presentation: Manchester, U.K.
• [Presentation] The Roles of Volunteer During the Revitalization after the Disasters: Thinking from Chuetsu Earthquake (2004) and East Japan Great Earthquake (2011)
  • Author(s): Yoshihiro Seki
  • Organizer: International Conference on the Anthropology of Disaster and Disaster Mitigation and Prevention Studies
  • Place of Presentation: Kunming, China
• [Presentation] Impact of the Great East Japan Earthquake, Tsunami, and the Fukushima Nuclear Accident on Japanese People’s Attitudes and Behavior: A study based on Japanese General Social Surveys
  • Author(s): 岩井紀子・宍戸邦章
  • Organizer: WAPOR (World Association for Public Opinion Research) 66th Annual Conference
  • Place of Presentation: Boston
• [Presentation] Impact of the Great East Japan Earthquake, Tsunami, and the Fukushima Nuclear Accident on Japanese People’s Attitudes and Behavior: A study based on Japanese General Social Surveys
  • Author(s): 岩井紀子・宍戸邦章
  • Organizer: EASS (East Asian Social Survey) Conference
  • Place of Presentation: Sungkyunkwan University, Seoul
• [Presentation] 東日本大震災における 自治体間支援の研究３ ：自治体における支援の正当化プロセス
  • Author(s): 平井太郎
  • Organizer: 地域社会学会第38回大会
  • Place of Presentation: 立命館大学
• [Presentation] 「エネルギー事業をめぐる地域社会の「応答」――エネルギー転換の中の青森と岩手」
  • Author(s): 茅野恒秀
  • Organizer: 第27回環境社会学会大会，
  • Place of Presentation: 桃山学院大学
• [Presentation] 「社会学研究者による「震災関連研究・支援活動」―メタデータの取りまとめを通してみた研究活動の概要」
  • Author(s): 岩井紀子
  • Organizer: 第86回日本社会学会大会シンポジウム
  • Place of Presentation: 慶應義塾大学
• [Presentation] 「震災から2年後の復興の思想と現実をめぐって」
  • Author(s): 吉野英岐
  • Organizer: 2013年度第1回地域社会学会研究例会
  • Place of Presentation: 立教大学
• [Presentation] 「岩手県における復興の遅れと土地問題」
  • Author(s): 吉野英岐
  • Organizer: 日本学術会議社会学委員会 東日本大震災の被害構造と日本社会の再建の道を探る分科会（第22期第9回）
  • Place of Presentation: 法政大学
• [Presentation] 「津波被災地における復興と土地問題」
  • Author(s): 吉野英岐
  • Organizer: 第86回日本社会学会大会シンポジウム
  • Place of Presentation: 慶應義塾大学
• [Presentation] 「社会理論の“実用性”：原発事故と『復興』をめぐる一考察」
  • Author(s): 橋本摂子
  • Organizer: 第8回社会学理論学会シンポジウム
  • Place of Presentation: 成城大学
• [Presentation] 「3.11東日本大震災後の食生活と甲状腺検査についての調査結果報告～茨城県県北・県央・県南より」
  • Author(s): 原口弥生
  • Organizer: 『終わらない3.11原発震災の被害―北関東の被災者・福島県からの避難者調査から考える』
  • Place of Presentation: 明治学院大学
• [Presentation] 「震災と男女共同参画――考える視点、地域の課題」
  • Author(s): 高橋準
  • Organizer: 2013年度国際女性教育振興会福島県支部総会記念講演
  • Place of Presentation: 福島県男女共生センター
• [Presentation] 「コンコルドの誤謬―社会学者の嵌った罠」
  • Author(s): 高橋征仁
  • Organizer: 西日本社会学会第71回大会
  • Place of Presentation: 琉球大学
• [Presentation] 「弱い絆の強さ―沖縄県における原発避難者のネットワーク」
  • Author(s): 高橋征仁
  • Organizer: 日本社会心理学会第54回大会
  • Place of Presentation: 沖縄国際大学
• [Presentation] 「広域避難とリジリエンス」
  • Author(s): 高橋征仁
  • Organizer: 関西学院大学災害復興研究所第11回原発避難者支援制度研究会
  • Place of Presentation: 関西学院大学東京丸の内キャンパス
• [Presentation] 「沖縄避難者支援レポート～弱い絆の強さ～」
  • Author(s): 高橋征仁
  • Organizer: 3.11被災地に思いをよせる宇部市民の集い（福島の子どもたちとつながる宇部の会）
  • Place of Presentation: ヒストリア宇部
• [Presentation] 「原発事故における区域再編と地域復興」
  • Author(s): 高木竜輔
  • Organizer: 第38回地域社会学会大会シンポジウム
  • Place of Presentation: 立命館大学
• [Presentation] 「原発避難による近隣関係の変化」
  • Author(s): 高木竜輔
  • Organizer: 第86回日本社会学会大会
  • Place of Presentation: 慶應義塾大学
• [Presentation] 「復興過程における政策上の諸課題と構造的問題─避難生活者の自助活動とアクションリサーチからの一考察」
  • Author(s): 佐藤彰彦
  • Organizer: 日本計画行政学会第36回全国大会
  • Place of Presentation: 宮城大学
• [Presentation] 「原発事故県外避難者が抱える問題と構造」
  • Author(s): 佐藤彰彦
  • Organizer: 第55回ふくしま復興支援フォーラム
  • Place of Presentation: 福島市AOZ
• [Presentation] 「原発避難者を取り巻く問題の構造(2)─タウンミーティングの結果から」
  • Author(s): 佐藤彰彦，山下祐介，山本薫子，高木竜輔
  • Organizer: 地域社会学会第38回大会
  • Place of Presentation: 立命館大学
• [Presentation] 「原発避難者を取り巻く問題の構造(1)─避難者調査の概要と課題」
  • Author(s): 山下祐介，佐藤彰彦，山本薫子，高木竜輔
  • Organizer: 地域社会学会第38回大会
  • Place of Presentation: 立命館大学
• [Presentation] 「原発避難者とは誰か－連帯の困難と分断をめぐる問題」
  • Author(s): 山本薫子
  • Organizer: 関東社会学会第60回大会テーマ部会A
  • Place of Presentation: 一橋大学
• [Presentation] 「非知(Nichtwissen)をめぐる争いと科学／政治」
  • Author(s): 小松丈晃
  • Organizer: 東北社会学研究会大会シンポジウム
  • Place of Presentation: 東北大学
• [Presentation] 「“復興支援のかたち” 震災復興への支援とは～秋田の大学生ボランティアの活躍～」
  • Author(s): 小松田儀貞
  • Organizer: 秋田県生涯学習センター講座
  • Place of Presentation: 秋田県生涯学習センター
• [Presentation] 「災害後の地域のつながりと“こころの問題”」
  • Author(s): 松井克浩
  • Organizer: 新潟PTSD対策専門研修会「こころを大切にするということ～被災者のこころの回復を願って 中越から東北へ～」
  • Place of Presentation: 新潟ユニゾンプラザ
• [Presentation] 「『故郷』の喪失と再生」
  • Author(s): 松井克浩
  • Organizer: 東北大学グローバル安全学トップリーダー育成プログラム「災害と社会変動―安全・安心に生きるために」
  • Place of Presentation: 東北大学
• [Presentation] 「科学社会学の観点から問う構造災―制度化された不作為」
  • Author(s): 松本三和夫
  • Organizer: 日本学術会議シンポジウム「科学・公益・社会」
  • Place of Presentation: 日本学術会議大講堂
  • Invited
• [Presentation] 「制度化された不作為を「構造災」で考える」
  • Author(s): 松本三和夫
  • Organizer: 関西大学
  • Place of Presentation: 関西大学
  • Invited
• [Presentation] 「構造災―科学社会学におけるセクターモデルの視点から―」
  • Author(s): 松本三和夫
  • Organizer: 北海道大学
  • Place of Presentation: 北海道大学
  • Invited
• [Presentation] 「東日本大震災後の仮設住宅における地域への帰属感・コミュニケーション等が満足感・今後の展望に及ぼす影響」
  • Author(s): 水田恵三・内田龍史
  • Organizer: 第32回（2013年度）地域安全学会研究発表会（春季）
  • Place of Presentation: 元湯雄山閣
• [Presentation] 「科学技術のリスクと機能分化の変容」
  • Author(s): 正村俊之
  • Organizer: 東北社会学研究会大会シンポジウム
  • Place of Presentation: 東北大学
• [Presentation] 「原発災害と地域研究」
  • Author(s): 西﨑伸子
  • Organizer: 日本アフリカ学会第50回学術大会特別フォーラム「アフリカ研究の手法」
  • Place of Presentation: 東京大学駒場キャンパス
• [Presentation] 「原子力災害後に多様化する草の根の保養支援活動とその意義」
  • Author(s): 西﨑伸子
  • Organizer: 日本地理学会・シンポジウム「3．11以後の地理学は何をなすべきか？ たたかう地理学の視点から」
  • Place of Presentation: 福島大学
• [Presentation] 「持続可能な社会づくりと社会教育・成人教育―3.11後の日本社会からの発信―」
  • Author(s): 千葉悦子
  • Organizer: 日本社会教育学会60周年記念国際シンポジウム基調報告
  • Place of Presentation: 学術総合センター
• [Presentation] 「原発被災地における地域再生の模索――南相馬市における「半農半電」の試み」
  • Author(s): 大門信也
  • Organizer: 第27回環境社会学会大会
  • Place of Presentation: 桃山学院大学
• [Presentation] 「仮設住宅住民の現状と今後の展望──名取市・岩沼市を事例として」
  • Author(s): 内田龍史
  • Organizer: 2013年度東北社会学会研究例会
  • Place of Presentation: 東北大学
• [Presentation] 「放射線被曝問題における科学の批判的多様性」
  • Author(s): 立石裕二
  • Organizer: 環境社会学会
  • Place of Presentation: 桃山学院大学
• [Presentation] 「放射線影響をめぐる討議プロセスにおける「国際的合意」と負の自己言及」
  • Author(s): 立石裕二
  • Organizer: 環境社会学会
  • Place of Presentation: 名古屋市立大
• [Presentation] 「記憶地図を描く―気仙沼市唐桑町宿における試み―」
  • Author(s): 植田今日子・酒井朋子
  • Organizer: 2013年度「東北民俗の会」10月例会
  • Place of Presentation: 東北学院大学
• [Book] 『ふくしま、わたしたちの3.11――30人のHer Story』 (2014)
  • Author(s): 「ふくしま、わたしたちの3.11」証言記録集・制作委員会編（高橋準が委員として参加）
  • Total Pages: 154
  • Publisher: 「ふくしま、わたしたちの3.11」証言記録集・制作委員会
• [Book] 『千年災禍の海辺学 ―なぜそれでも人は海で暮らすのか』 (2013)
  • Author(s): 金菱 清（編）
  • Total Pages: 259
  • Publisher: 生活書院
• [Book] 『東日本大震災 弘前大学からの展望』 (2013)
  • Author(s): 弘前大学震災研究交流会編
  • Total Pages: 251
  • Publisher: 弘前大学出版会
• [Book] 『更地の向こう側－解散する集落「宿」の記憶地図』 (2013)
  • Author(s): 東北学院大学トポフィリアプロジェクト（植田今日子代表）編
  • Total Pages: 120
  • Publisher: かもがわ出版
• [Book] 『人間なき復興─原発避難と国民の「不理解」をめぐって』 (2013)
  • Author(s): 山下祐介，市村高志，佐藤彰彦
  • Total Pages: 333
  • Publisher: 明石書店
• [Book] 『変貌する資本主義――貨幣・神・情報』 (2013)
  • Author(s): 正村俊之
  • Total Pages: 230
  • Publisher: 有斐閣
• [Remarks] 東日本大震災関連ページ
  • URL: http://www.gakkai.ne.jp/jss/2011/09/17111811.php