2012 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル化のなかのインド「州」政治:開発・環境・暴力をめぐる全28州の比較分析
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24251003
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
吉田 修 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (60231693)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北川 将之 神戸女学院大学, 文学部, 准教授 (00365694)
上田 知亮 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (20402943)
石坂 晋哉 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, その他 (20525068)
三輪 博樹 北海道大学, スラブ研究センター, 研究員 (40375390)
長崎 暢子 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (70012979)
志賀 美和子 専修大学, 文学部, 准教授 (80401157)
木村 真希子 明治学院大学, 付置研究所, 研究員 (90468835)
舟橋 健太 京都大学, 文学研究科, 研究員 (90510488)
中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, その他 (90596793)
油井 美春 広島大学, その他の研究科, その他 (50634440)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | インド / 民主主義 / 中央―州関係 / 環境 / 開発 / 暴力 |
Research Abstract |
初年度である平成24年度は4回の研究会を実施し、研究分担者、連携研究者、研究協力者相互間の研究課題に対する認識と研究の指向性を交換するとともに、研究会は研究調査の速報を行う場ともして、訪問調査内容の報告を通じて、最新のインド州政治の状況に触れた。 訪問調査を含む研究の成果は18本の論文(うち査読付きが5本)、45本の学会・研究会報告に結実したほか、本科研に関連して招待講演を3本行い、研究課題の重要性についての周知と討論に努めた。また単行本を3本発行することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究費を使用した海外調査により、インド州政治とそのインド民主主義的発展に与える影響について、さまざまな事実と新しい分析的視点が明らかになってきており、本研究課題は順調に進展していると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度はインドで総選挙が行われる年であるので、今年度はそれを念頭に、個別の研究を進める。それとともに、日本南アジア学会やアジア政経学会といった日本の学会および英国やインドなど海外の学会にパネルを設定して本科研の成果を徐々に外部に発信していく準備を行う。
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Research Products
(67 results)