2014 Fiscal Year Annual Research Report
文化資産としてのマイクロフィルム保存に関する基礎研究:実態調査からの実証的分析
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24300094
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小島 浩之 東京大学, 経済学研究科(研究院), 講師 (70334224)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 修一 立教大学, 文学部, 特任教授 (50134218)
佐野 千絵 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 保存科学研究室長 (40215885)
安形 麻理 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70433729)
矢野 正隆 東京大学, 経済学研究科(研究院), 助教 (80447375)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 情報図書館学 / 保存科学 / 資料保存 / マイクロフィルム / ビネガーシンドローム / 訪問実態調査 / 質問紙調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終年度にあたる平成26年度は、これまでの研究成果の深化をはかるため、研究班全体としては以下のように研究を進めた。 (1)国内の公文書館(75館)および大学図書館(88館)を対象にマイクロフィルム保存に関する質問紙調査を行い、その結果について「日本の文書館におけるマイクロ資料の保存の現状:質問紙による公文書館と大学文書館の調査」と題して、第62回日本図書館情報学会研究大会で口頭発表を行った。 (2)国内の専門図書館(380館)をを対象にマイクロフィルム保存に関する質問紙調査を行い、その結果について「日本の専門図書館におけるマイクロ資料の保存の現状:質問紙による公文書館と大学文書館の調査」と題して、『東京大学経済学部資料室年報』5号に発表した。 (3)山陰地区や関西地区の図書館を訪問調査し、保存機関の実情について調査した。 また、最終年度として研究のとりまとめを行い、『日本図書館情報学会誌』に「日本の図書館におけるマイクロ資料の保存の現状 : 質問紙による大学図書館と都道府県立図書館の悉皆調査から」と題した論文を投稿し、日本図書館協会からは『図書館資料としてのマイクロフィルム入門』を刊行、さらに「図書館・博物館・文書館のためのマイクロフィルム保存ガイド」という簡便なリーフレットを作成して関係諸機関に配布し、研究成果を学界へ発表するとともに社会への普及還元に努めた。 以上の活動のために研究集会を2回実施したほか、メーリングリストで適宜情報交換をして各自の研究成果をメンバー全体で共有した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)