2015 Fiscal Year Annual Research Report
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24320039
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
伊東 信宏 大阪大学, 文学研究科, 教授 (20221773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 峰夫 宮城学院女子大学, 学芸学部, 准教授 (00533952)
小嶋 亮 中部大学, 人文学部, 教授 (50410650)
輪島 裕介 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (50609500)
新免 光比呂 国立民族学博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (60260056)
奥 彩子 共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (90513169)
濱崎 友絵 信州大学, 人文学部, 准教授 (90535733)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 「演歌型」大衆音楽 / チャルガ / ターボフォーク / ポップフォーク / マネレ / ブルガリア / ロマ / ルーマニア |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、研究代表者自身が、5月にクロアチアにおいて民俗音楽の調査、および「ターボフォーク」の資料調査などを行った。これによって予定された各地域での調査は終わったことになる。この時の成果の一部は、『レコード芸術』に寄稿した文章に生かされている。また研究協力者である上畑史が2016年冬から3ヶ月間セルビアで集中的、本格的な調査を行い、現在その研究を博士論文の一部としてまとめつつある。 本年度には、東欧の音楽に関する研究者を招き、国際フォーラムを開催する予定だったが、これは本研究課題を進めるうちに見えてきた次の課題である東欧地域と東アジア地域の「演歌型」大衆音楽の比較という観点を強調すべく、計画を練り直し、2018年度中に開催予定である。 なお、この観点へと研究を進めるための試行として、2017年11月にはDr. Tom Perchard(ロンドン大学ゴールドスミス)を招いて、フランスの大衆音楽に関する講演会を開催した。また同様の試みとして、2018年1月には、研究分担者輪島裕介氏(大阪大学准教授)および研究代表者を中心として、山内文登氏(台湾大学音楽学研究所副教授)、およびベニー・トン氏(オーストラリア国立大学東アジア研究科博士課程大学院生)を招き、東アジアの大衆音楽研究に関する小フォーラムを開催した。 またこれまでの研究成果を広く公刊することを目標としてきたが、幸い引き受けてくれる出版社(アルテス・パブリッシング)が現れ、2016年度中に公刊することを予定している。これが実現すれば、本研究課題を広く一般社会へと還元する最も良い機会となるはずである。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)