2014 Fiscal Year Annual Research Report
国際関係理論の日本的特徴に関する再検討―「輸入」と「独創」の観点から―
Project/Area Number |
24330058
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 高敬 首都大学東京, 社会(科)学研究科, 教授 (00247602)
石田 淳 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90285081)
宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
多湖 淳 神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (80457035)
森 靖夫 同志社大学, 法学部, 准教授 (50512258)
西村 邦行 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (70612274)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 国際関係 / 理論 / 国際比較 / 日本的特徴 / リアリズム / リベラリズム / 国際制度 / トランスナショナル |
Outline of Annual Research Achievements |
日本の国際関係理論は海外の諸理論の輸入に依存し、独自性に乏しいとされる。本研究は、過去の主要な理論に関して、その輸入の態様を洗い直し、そこに「執拗低音」(丸山真男)のようにみられる独自の問題関心や分析上の傾向を検出した。 日本では、先行する歴史・地域研究を背景に、理論化や理論的把握に必然的に伴う単純化や体系化よりも、現象の両義性・複合性の包括的な捕捉が顕著であり、また新たな現象と分析方法の中に、平和的変更の手がかりを摸索する傾向が散見された。海外の理論を刺激として、従来からの理念や運動、政策決定に関する関心が、新たな次元と方法を備えたケースも多い。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)