2013 Fiscal Year Research-status Report
中小製造企業のコアコンピタンス形成と製品化過程に関する実証的研究
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24510210
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Research Institution | Japan University of Economics |
Principal Investigator |
櫻井 敬三 日本経済大学, 経済学部, 教授 (30592448)
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Keywords | 自立独立中小企業 |
Research Abstract |
初年度に実施できなかった地域を中心にさらなるインタビュー調査を実施した。具体的には山口地区、関西(京都・大阪市内)地区、諏訪地区、北陸地区および海外(ベトナム・マレーシア・カンボジア・中国)である。全体として35社の中小企業経営者とのインタビュー調査を実施した。 さらに初年度および今年度に訪問した地域の中小企業政策に関わる諸団体から各地域の直近の中小企業の置かれている状況について話を聞いた。 上記インタビュー調査を基にアンケート調査のための仮説設定と調査シートの作成を開始した。ただし、当初計画では今年度にアンケート調査を実施する予定であったが、アンケート調査範囲の確定やその質問シート内容などの検討を十分行うため、次年度前半で実施することにした。なお、本件に関連して、平成25年度で講演4回(11月30日、12月13日、2月8日、3月8日)学会発表2回(9月10日、11月3日)を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度のインタビュー調査から自主独立型中小企業といえども、大半が特定業種(たとえば輸送・電機・精密機械等)との付き合いがあり、その業界別に特徴的な行動があることを見出したので、その検証のためにインタビュー調査範囲を拡大してさらなるインタビュー調査を続行した。そのため、アンケート調査準備の開始が遅れ、今年度中に実施予定のアンケート調査が来期にずれ込んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
当初計画に対して多少遅れているが、最終年度(3年目)の四半期でアンケート調査を実施することで計画を挽回でき、当初計画を実施できる予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
アンケート準備と実施が平成25年から平成26年へずれたためです。 平成26年の最初の四半期中にアンケート準備と実施を行います。
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Research Products
(6 results)