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2012 Fiscal Year Research-status Report

中国朝鮮族の跨境生活―生活史の聞き取り調査の手法から―

Research Project

Project/Area Number 24510348
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKagawa University

Principal Investigator

宮島 美花  香川大学, 経済学部, 准教授 (70329051)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords国際情報交換
Research Abstract

(1)文献による研究;中国朝鮮族の移動と朝鮮族社会の変化に関する文献によって研究を行った。
(2)調査方法の検討;質的調査(聞き取り調査)について、他の事例をとり扱った先行研究を収集し、検討をすすめた。
(3)朝鮮族への聞き取り調査;初期的調査の協力者Aさんに対する追加調査を実施した。
新たな調査協力者である2名(Bさん、Cさん)に調査を実施した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

1: Research has progressed more than it was originally planned.

Reason

申請書に記載した(1)文献調査、(2)調査方法の検討、(3)朝鮮族の聞き取り調査、いずれも、おおむね予定通りに進行している。
特に、(3)朝鮮族の聞き取り調査においては、平成24年度の聞き取り調査協力者(Bさん、Cさん)が、新規の調査協力者を紹介してくれることになった。
そのなかには、自身の親族が含まれており、その親族が自身の移動の契機となった場合や、自身がその親族の移動の仲介を行った場合などがある。
次年度以降に、紹介によって、それらの親族に対する聞き取りを実施すれば、個人史を越えて、家族史、一族の歴史の構成が展望されてくる。
そのため、研究計画は、計画以上に進行していると言える。

Strategy for Future Research Activity

(1)文献調査、(2)調査方法の検討を行いつつ、特に、(3)朝鮮族への聞き取り調査、聞き取りの録音の文字起こし作業(インタビュー・テキスト作成作業)、語られた内容を諸資料・先行研究と対照させ、歴史的・社会的文脈に位置づけ、語り手の生活史として再構成する作業に注力する。
(3)朝鮮族への聞き取り調査では、第1回目の聞き取りが済んだ協力者への追加調査のほか、新規協力者への聞き取りを行う。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

次年度の研究費は、主として、調査旅費のために使用する。
平成24年度の聞き取り調査協力者(Bさん、Cさん)が、新規の調査協力者を紹介してくれることになった。そのなかには、中国やアメリカ在住の、自身の親族が含まれており、親族へのライフヒストリーの聞き取りを行い、個人史を越えて、家族史、一族の歴史の構成を目指す。

URL: 

Published: 2014-07-24   Modified: 2020-03-26  

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