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2014 Fiscal Year Research-status Report

美術鋳物分野における制作技法研究

Research Project

Project/Area Number 24520133
Research InstitutionIwate University

Principal Investigator

阿部 裕之  岩手大学, 教育学部, 教授 (20222664)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywordsアルミ金属ゲージ / 蝋型鋳造 / ブロンズ
Outline of Annual Research Achievements

本研究の最終段階にある最終年度の技法研究段階では、これまでの垂直に立ち上がる金属ゲージの多角形鋳物のための金属ゲージを大型化し、多角形でかつ底面積の広いものの研究に取り組むことへと発展した。
大型アルミゲージは、10角形、9角形、8角形、7角形、6角形、5角形のものに取り組むが、美術工芸の分野では、比較的作品として使用頻度の高く成形の安易な6角形のものが多くみられる。そこで、新しい研究の手がかりとして、直方体に囲まれた金属ゲージではなく、台形の金属ゲージを試みることとした。角錐形体の研究へと発展させる試みの基礎研究にあたると考えている。ただし、角錐形体にした場合、金属ゲージの一部分に、鋭利なゲージの箇所が出てしまい、改良が求められる点である。
大型アルミゲージの利点としては、ゲージの高さの範囲内で、深鉢のような容量の大きな花器などから水盤のような、面積はあるが高さを抑え容量の少ない花器なども、自由に成形できる特性を兼ね備えている。
昨年度は下記のような理由により自由な制作研究ができなかったことが、制作上惜しまれる。
研究設備のある、建物が、耐震の補強工事の期間と重なってしまったため、半年以上にわたる研究の中断を余儀なくされた。したがって、金属ゲージの図面による研究の制作と、蝋型鋳造技法による、蝋板の準備などに研究の設定をして、原型制作及び金型ゲージによる製作準備に時間を割き、次年度への研究延長を申請し、承認を得ている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究設備のある、建物が、耐震の補強工事の期間と重なってしまったため、半年以上にわたる研究の中断を余儀なくされた。したがって、金属ゲージの図面による研究の制作と、蝋型鋳造技法による、蝋板の準備などに研究の設定をして、原型制作及び金型ゲージによる製作準備に時間を割き、次年度への研究延長を申請し、承認を得ている。

Strategy for Future Research Activity

研究設備のある、建物が、耐震の補強工事が三月末に終わり、半年以上にわたる研究の中断を再開できる目途がたってきている。備品と研究設備の整備を待ち、鋳造実験等、火気取扱いに支障がないことを確認しつつ、研究を再開する手はずの準備期間である。研究場所の設備が整えば、現段階での研究の内容に関する問題点は、見当たらないので、成果があげられるように研究を進めてゆく。

Causes of Carryover

研究設備のある、建物が、耐震の補強工事の期間と重なってしまったため、半年以上にわたる研究の中断を余儀なくされた。したがって、金属ゲージの図面による研究の制作と、蝋型鋳造技法による、蝋板の準備などに研究の設定をして、原型制作及び金型ゲージによる製作準備に時間を割き、次年度への研究延長を申請し、承認を得ている。

Expenditure Plan for Carryover Budget

今年度にやむなく完成できなかった研究のまとめと、最終段階に必要とされる備品等に使用する。

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Published: 2016-05-27  

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