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2012 Fiscal Year Research-status Report

タブレット端末を活用したブレンデッドラーニングの検証:言語教育への応用とその効果

Research Project

Project/Area Number 24520639
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionPrefectural University of Kumamoto

Principal Investigator

R・S Lavin  熊本県立大学, 文学部, 教授 (70347699)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉井 誠  熊本県立大学, 文学部, 教授 (70240231)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywordse-learning
Research Abstract

本年度は iPad や iPad mini を購入し、様々な授業で試用した。例えば、Oral Presentation の授業では学生が2人や3人の グループにおいてiPadを活用してプレゼンテーションを行った。iPadで情報を検索し、それを iPad のプレゼンテーションソフトでまとめ、他の学生の前で実際に プレゼンテーションを行った。面白いアクティビティーではあったが、iPad の機能や操作に不慣れのため、情報の検索においても、スライド作成においても、予想よりもかなり時間を超過した。グループ要因の影響も大きく、グループによっては3人全員が協力的し作業が実施されたところもある一方、iPadの操作、情報検索、スライド作成に卓越した一個人に任せてしまうケースも見られた。現時点では、授業外でのiPad の貸し出しは行っておらず、1回の授業では完成出来ない作業は避けなければならない。iPad をいかに効 率的に使用できるのか、機能の紹介や操作の訓練も含め、効率の良い活用方法を考える必要がある。
その他、ゼミ演習において、頻繁に学生が iPad を使って情報検索を行った。学生が全員に情報を紹介する際も通常は iPad を用い、 Apple TV を通して発信している。
それ以外にも、本学の外国語自主学習センターにおいて、語学学習ソフトをインストールしたiPadの貸し出しを行い、学習者がどのようなソフトを使用して学習しているのか調査を実施している。そのためのソフトを購入し、充実させ継続して評価している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

幾つかの授業において実際にiPadを導入し、活用することができた。その中で学生がどのようにiPadを使用するのか、iPad使用の利点と弊害について観察することができた。上記でも述べたように、プレゼンテーションではiPad使用は効率の面で問題が生じ、iPadの操作に戸惑うなど時間的な無駄も見られた。iPadの機能の紹介や操作の訓練などをどの時点でどのように行うべきかも含め、効率性をいかに挙げていくかが課題として残った。

Strategy for Future Research Activity

iPad の台数をさらに増やし、学習者がiPadの機能や操作に十分に慣れる機会を増やして行く予定である。iPad を使った授業方法について考察を深め、モデルとなるような具体的な授業案を考案し提供して行きたい。それについて発表を行い、他の研究者や教育関係者と意見交換をして行きたい。また、結果をまとめ電子媒体を利用して発表を行う予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

主要な支出としては、発表のための旅費と iPad の購入費が挙げられる。それ以外にも、文献研究を遂行し、研究を支える理論構築を行う上で必要な、研究書や資料収集のための経費、文房具等の雑費も予定している。

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Published: 2014-07-24  

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