2015 Fiscal Year Annual Research Report
ライティングセンターにおけるチューターの成長支援に関する実態調査
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24520679
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| Research Institution | Osaka Prefecture University |
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Principal Investigator |
藤岡 真由美 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (40351572)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | ライティングセンター / チューターの成長 / チューター育成 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
ライティングセンターチューターの成長支援に関する研究の最終年度として、追加のデータ収集を行い研究を終了させた。本研究は平成２４年度に開始し複数の大学のライティングセンターを研究対象としていたが、２６年度から対象校を一校に絞った。これは質的研究としてコンテクストが重要であるためチューターの成長について継続的にデータ収集することを許可してくれた関東の国立大学１校に焦点をあてたためである。この大学については本研究開始年度からのデータの蓄積があったが、平成２７年度は以前から成長過程を追っていたチューター２名に最後のインタビューをし、また新たに２名のチューターにインタビューをすることによりデータ収集を完結した。なお、平成２６年度までにこの大学から蓄積されていたデータを分析し、その結果をニュージーランドで開かれた学会で発表し、質疑応答を通じてさらなるデータ分析のために検討しなければならない点が明らかになった。
さらに、上述の国立大学とは別に中国地方の国立大学１校でデータを収集した。この大学のライティングセンター運営については前年度に学会発表を通じて情報を得たが、他の大学とは異なる取組をしているということで大学訪問を実施し、ライティングセンター運営について教員、事務職員から話を聞き、またチューター４名にインタビューを実施し実際に学生のライティングを個別指導している様子も見学した。この大学から得られたデータは本研究全体に新たな視点を加えるものとなった。
研究の終了時点で本研究にもとづく論文を完成させることはできなかったが、必要なデータの収集が終わり、またデータ分析に必要な理論的枠組みも明らかになったため、これから論文を完成させ国際学術誌に投稿をする予定である。
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