2013 Fiscal Year Research-status Report
戦前日本の地域福祉の特質に関する基礎的研究―道府県統計書にみる救済構造―
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24530755
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Research Institution | Bukkyo University |
Principal Investigator |
池本 美和子 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (90308932)
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Keywords | 日本福祉史 / 戦前期社会事業 / 道府県社会事業 / 地域福祉史 |
Research Abstract |
前年度判明した大正期府県統計書のマイクロフィルム1リールあたりのコピー量倍増を理由とするリール閲覧・複写の遅れを取り戻すため、4月より9月までの6か月間で集中的に同志社人文研収蔵の大正年間府県統計書マイクロフィルム集成について64リールの閲覧・複写を行った。また同時並行として明治期府県統計書については10リールを、昭和期府県統計書については21リールの閲覧・複写を進めた。さらに昭和初期府県統計書については、その一部については国会図書館近代デジタルライブラリーで公開され始めたので関連項目の目次コピー処理をアルバイトによって実施した。ただし、10月以降体調不良により12月からは休職となったため、年度後半に予定していた収集データの入力から分析までの作業に取り掛かれず、マイクロフィルム複写を含めて前年度の遅れを解消するには至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
10月以降体調不良となり12月より休職となったことで約半年分、研究活動が停止したことによる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度については、10月から復職する予定であり、研究活動は近畿圏を中心に資料収集とデータ入力を行う。したがって、大正期府県統計書の残分50リールの閲覧・複写を完了させること、明治期府県統計書250リールの閲覧・複写およびそれらのデータ入力と分析を中心に行う。さらに昭和初期府県統計書については前年に引き続き近代デジタルライブラリーの府県統計書データから関連項目の保存処理をアルバイトによって実施していく。 平成27年以降については、明治期府県統計書、昭和期府県統計書のうち閲覧・複写の未達成分について継続実施しデータ入力と分析をすすめる。またアルバイトによるデータ保存作業は前年に引き続き継続。全データの入力を完了させ総合的分析とそれらの概要について学会報告および基礎データ資料集作成と配布。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
12月より休職となったことで研究活動が停止したことによる。 平成26年度については、大正期府県統計書の残分50リールの複写、明治期府県統計書250リールの複写およびそれらのデータ入力と分析を中心に行う。さらに昭和初期府県統計書については前年に引き続き近代デジタルライブラリーの府県統計書データから関連項目の保存処理をアルバイトによって実施していく。それらの経費として、大正期マイクロ資料複写 50リール×80枚×30円 12万円。明治期マイクロ資料複写 250×40枚×20円 20万円。資料整理アルバイト 約8.5千円/月×12か月 10.2万円。文献購入及び消耗品費 7.5万円。
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