2015 Fiscal Year Annual Research Report
日本の大学における内部質保証に資する機関調査の確立に関する研究
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24531011
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
高田 英一 九州大学, 大学評価情報室, 准教授 (60336039)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑野 典子 九州大学, 大学評価情報室, テクニカルスタッフ (00624751)
森 雅生 東京工業大学, 大学マネジメントセンター, 教授 (20284549)
関 隆宏 新潟大学, 経営戦略本部評価センター, 准教授 (30380546)
関口 正司 九州大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (60163101)
高森 智嗣 福島大学, 総合教育研究センター, 准教授 (80583103) [Withdrawn]
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | IR / 内部質保証 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
これまでの内部質保証及びIRに関する研究においては、IRの取り組みに資する人材育成、IRに関するデータベースの構築に関する研究成果を取りまとめた。IR人材の育成に関する成果については、研究成果及びIR人材の育成を目的に開講した授業の経験を踏まえて、学内外において研究会を実施した。研究会には、多数の教職員の参加があったが、参加者に対する事後アンケートの結果からは、高い満足度が示された。また、IRに関するデータベースに関する成果については、現存する大学のIRのためのデータベースの運用の現状を分析し、その課題を明らかにするとともに、論文として発表した。また、内部質保証に関する成果については、大学評価機関における内部質保証に関する研究会に委員として参加した成果も踏まえて、大学評価機関主催のシンポジウムの講師や個別大学におけるFDの講師を務めた。
これらの研究成果を踏まえて、平成27年度は、IRの内部質保証への実質化の支援の状況を調査するためのアンケート調査を設計・実施した。アンケート調査は、全国の国立大学を対象として実施した。また、このアンケート調査の結果を分析することで、これまで明らかでなかったIRによる内部質保証の実質化への支援の現状と課題を明らかにした。この分析結果は、IR、内部質保障関係学会等において報告し、参加者との意見交換を通じて、内部質保証の実質化に資するIRのあり方に関する議論の深化を図る。
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