2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24531206
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
堺 正之 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (10170565)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 道徳 / 道徳教育 / 道徳の指導法 / 教員養成 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.道徳の「内容」と道徳の時間の授業構成の側面、とりわけ内容項目4-(1)(法や規則の尊重等)については、(1)法と教育学会第4回学術大会(2013年9月)のパネルディスカッションにおける堺の発表「道徳教育における『法やきまりを守ること』の位置づけ」の内容が、学会誌に掲載された(法と教育学会編『法と教育』Vol.4 商事法務2014年8月、105-112ページ)。(2)シンポジウム、発表会等への参加による資料収集および意見交換をおこなった。①日本道徳教育学会第83回大会(2014年7月)②法に関する教育教材開発研究会主催公開シンポジウム 「現代の小学生の道徳的・法的発達について考える(Ⅱ)-児童の発達を踏まえた法教育プログラムの開発-」(2015年3月)。 2.教員養成カリキュラムにおける「道徳の指導法」科目の改善の側面については、2013年度の日本道徳教育学会第81回大会におけるパネルディスカッション「道徳教育充実を担う教師はどうすれば育つのか」での発表をふまえて、福岡教育大学における「道徳の指導法」科目のうち堺の担当する発展科目(選択)の改善を図った。具体的には、「道徳教育特論」(Ⅴ期)を「道徳の内容研究」を主体とする科目として実施した。本科目は2016年度から「道徳の内容研究」と名称も変更することになっている。さらに、今後は「特別の教科 道徳」(道徳科)としての授業に対応すべく、教材研究、教材開発に重点を置いた科目として展開することを構想している。 3.研究期間全体にかかわる成果が、著書(下記の2件の図書)の内容に反映している。
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Remarks |
科研費にて購入した図書(押谷由夫・柳沼良太 編著『道徳の時代がきた!-道徳教科化への提言-』教育出版2013年)およびその続編(押谷由夫・柳沼良太 編著『道徳の時代をつくる!-道徳教科化への始動-』教育出版2014年)についての堺の書評が、学会誌(日本道徳教育学会編『道徳と教育』第333号2015年3月、185-187頁)に掲載された。
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Research Products
(2 results)