2013 Fiscal Year Research-status Report
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24531224
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Research Institution | The University of Aizu Junior College Division |
Principal Investigator |
高橋 延昌 会津大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (90341742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 雅宣 千葉大学, 教育学部, 教授 (00234998)
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Keywords | 教材開発 |
Research Abstract |
当該年度は本事業の2年目であり、1年目の試作および教材開発をベースに、学会での研究発表や教育現場での試行をすすめた。 まず教材企画販売会社の協力により、教材の試作品は年度はじめに完成した。その成果については、学術論文としてまとめ、8月に2013アジア基礎造形連合学会天津大会(中国)で発表し、海外研究者からの意見も得ることができた。 前年度同様に、7月に教材販売会社が主催する造形ワークショップ(主に都内で図画工作や美術を担当している教諭を対象とした研修会)に講師として参加し、ワークショップを通じて光の描材としての研究をすすめることができた。また、千葉大学教育学部との共同により、10月に同大学附属小学校で児童を対象に教材の試行を実践的におこなった。 そういった試作品完成および授業実践を通じて、教材の可能性や可能性や改善点をさらに探求することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
光の描材「ライトストリーク」の教材開発および普及が本研究の目的であるが、教材企画販売会社の協力により、教材モデルそのものの試作は完成に至った。今後は、実際の教育現場で活用するための運用モデルの構築および普及活動が課題となる。 ただし、当初計画では試作品を教材として活用するための方法を学生アルバイトで試行しようと考えていたが、より良い完成度を目指して再設計をしたため、そういった研究補助はあまり活用できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も教材販売会社の協力を得たり、千葉大学教育学部との共同により教育現場での活用を視野に入れながら教材化をすすめる。 また、この研究成果をもとに独立行政法人日本学術振興会の「平成26年度ひらめき☆ときめき サイエンス~ようこそ大学の研究室へ」(プログラム名:光の描材・ライトストリークで、光の絵を描いたり、光の混色をつくってみよう)に採択された。その関連事業との連携により、本研究成果の普及もすすめる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初計画では1年目で完成した試作品を教材として活用するための方法を学生アルバイトで試行しようと考えていたが、より良い完成度を目指して再設計をしたため、とくに人件費については研究補助をあまり活用できなかった。 教材開発および普及については学生アルバイトを活用する。
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