2014 Fiscal Year Annual Research Report
化学量論に基づく浸炭・窒化過程の化合物析出と力学場解析およびその変態・熱・力学
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24560118
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Research Institution | Saitama Institute of Technology |
Principal Investigator |
井上 達雄 埼玉工業大学, 付置研究所, 教授 (10025950)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
向井 竜二 埼玉工業大学, 公私立大学の部局等, その他 (40398540)
上原 拓也 山形大学, 理工学研究科, 教授 (50311741)
渡邊 陽一 仙台高等専門学校, その他部局等, その他 (60515154) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 窒素分布 / 窒化物 / 拡散 / 体積変化 / 初期ひずみ / 非弾性構成式 / 応力解析 / 残留応力 |
Outline of Annual Research Achievements |
鋼の窒化における窒素や窒化物の分布については,これまで多くの理想化した解析が行われているが,これらは窒化物γ’相-Fe4Nやε相―Fe3Nの存在を前提として拡散解析を行い,それによる窒素濃度分布を求めるものがほとんどである. ここでは化学量論に立場から,まず窒化の過程を非平衡的に考察することよって,順次α相,γ’相,ε相の発生を考えて解析を行う考え方を提示し,それに伴う体積変化を求め,つづいてそれを基にひずみと弾塑性応力,すなわち残留応力の解析を試みた. 窒化は部材表面の極めて浅い層に限られていることから,窒化,応力の解析は1次元(ないしは準1次元)解析で十分であるとして基本的な論理を展開し,ガス窒化のシミュレーションを行った.鋼の窒化における窒素や窒化物の分布については,これまで多くの理想化した解析が行われているが,これらは窒化物γ’相-Fe4Nやε相―Fe3Nの存在を前提として拡散解析を行い,それによる窒素濃度分布を求めるものがほとんどである1)-14). 第2報15)でとり扱う窒化ひずみと弾塑性ひずみ/応力をシミュレートするために,第1報では,窒化の過程を非平衡的に考察することよって,順次α相,γ’相,ε相の発生を考えて解析を行う考え方を提示し,それに伴う体積変化を求め,第2報ではそれを基にひずみと弾塑性応力,すなわち残留応力の解析を試みる. 窒化は部材表面の極めて浅い層に限られていることから,窒化,応力の解析は1次元(ないしは準1次元)解析で十分であるとして基本的なろんぎを行った。
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Research Products
(9 results)