2014 Fiscal Year Annual Research Report
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24653131
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| Research Institution | Kansai University |
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Principal Investigator |
安田 雪 関西大学, 社会学部, 教授 (00267379)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳥海 不二夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30377775)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | Twitter / ソーシャルメディア / 社会的ネットワーク / 社会的イベント / 民意推定 / 情報拡散 / 個人情報 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ソーシャルメディアからの民意推定を目的に、Twitterデータの収集と分析体制を構築し、参議院選挙等を含む多様なテーマでtweet（つぶやき）のデータセットを収集し、その特徴量を検討した。また、いわゆる「ネット上の炎上」を含む多様なソーシャルイベントに関するデータから、ソーシャルイベントへのユーザーの反応の類型化を行い、民意のパターン推定の理論的枠組みを考察した。
研究は、初年度から継続的におこなったtweetデータの学術的利用のための収集・分析システムの構築とTwitter社の仕様変更に伴うシステム改善、年度ごとに異なるtweetデータの収集と収集したデータのデータベース化（個人情報を含むため非公開）、2013年及び2014年に行った二つの選挙時のTwitterユーザーの行動特性調査、その後の、twitterユーザーのプロファイルの特定と行動の関連検討、多様なソーシャルイベントへのユーザー反応の類型化、以上を統合してのソーシャルメディア上での情報拡散と収束に関わる理論的検討に大きく分けられる。
行動特性調査では、参議院議員選挙ならびに東京都知事選直前期間に、政党及び選挙争点に関わるキーワードをクエリーとし、twitter上のつぶやきデータを収集、twitterユーザーのつぶやきと発信者情報を取得し、パネル調査の基本データセットを作成した。またデータベースのうちプロファイルをtwitterプロフィールから追跡調査が可能な者については、ユーザーの属性を特定及び推定し、そのプロファイルを確認している。これらは個人情報を特定しえない形式にてデータ加工を行った。また、twitterデータを始めとするビッグデータからの個人情報抽出データの扱いにかかる個人情報保護法に関する文献サーベイを行った。
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