2013 Fiscal Year Research-status Report
透明ディスプレイへの応用を目指したイカ色素胞制御機構の解明
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24657102
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
前川 真吾 京都大学, 情報学研究科, 助教 (30467401)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細川 浩 京都大学, 情報学研究科, 講師 (90359779)
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Keywords | バイオミメティクス / 色素胞 |
Research Abstract |
脳から色素細胞間の順行性、逆行性神経標識 昨年度アオリイカでは困難であった神経標識を世界最小のイカ「ヒメイカ」用いて行ったところ、脳から色素胞へと投射する神経軸索の順行性標識に成功した。現在、そのマップを作成中である。逆行性標識は当初の予想通り困難であり、現在方法の検討を行った。 神経活動の可視化 ヒメイカを用いて神経活動の可視化を試みた。実際に観察できるものの体表面の透明度が低く、詳細な解析が困難であった。ヒメイカ採取数も限られており、次年度に条件ぎめを行うこととした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
世界最小のイカ「ヒメイカ」の飼育環境のセットアップが完成し、脳からの神経投射に関して追跡可能となり、当初の予定が達成された。現在、当初から困難であると想定していた部分の条件検討を行っており、概ね順調に進展しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はヒメイカの採取数を確保して、逆行性標識および神経活動の可視化の条件検討を行う。それに加えて、コンピューターシミュレーションの構築に着手する。その際に順行性および逆行性標識の結果、神経活動の観察結果をフィードバックし、より良いモデルの構築を試みる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
神経の逆行性標識の条件検討を更に行う必要が生じ、次年度の課題としたため、その実験に使用する経費としたため。 上記の研究を進めるとともに、コンピューターシミュレーションの構築を行う。その際の試薬代、およびコンピューター購入費に充てる予定である。
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