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2014 Fiscal Year Annual Research Report

日本古代寺院造営機構の復原研究

Research Project

Project/Area Number 24720288
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

徳竹 亜紀子  東北大学, 文学研究科, 研究員 (70552488)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords日本古代寺院造営 / 東大寺 / 正倉院文書 / 造寺司
Outline of Annual Research Achievements

本科研の最終年度では、前年度までに収集した寺院造営関係史料の補完とデータベース化の作業、及びその作業によって見えてくる寺院造営事業のあり方についての検討をおこなった。
まず、データベース作成の作業は、当初の計画では資料収集要員として2名を予定していたが1名しか確保できなかったこともあり、前年度までにすべての資料収集を終えることができなかった。そこで、最終年度では資料収集作業とデータベース化作業という2つを行うこととなった。また、データベースをホームページ上に掲載し、広く閲覧できるようにすることを目標としたが、掲載許可等の問題によりすべての史料を掲載することはできないため、紙媒体に変更することとした。
収集した資料およびデータベースを活用した寺院造営事業の検討については、当該年度は本科研のなかでも最も注目していた東大寺の造営に関する問題を中心に検討をおこなった。現在、論文としてまとめているところで、2015年度中に研究雑誌に発表する予定である。日本古代寺院造営研究にとって、本科研で作成したデータベース及び資料集は基礎となる成果であり、これを活用すれば今後も多くの研究成果につなげることが可能だと思われる。
本科研を通じ、日本古代寺院造営関係の史料のデータベース化作業を行ってきた。このデータベースは、古代寺院造営研究を行う際に、はじめにおこなう基礎作業を補助するものであり、さらには、寺院だけでなく宮都も含めた日本古代国家の造営事業全体の研究に寄与するところの大きい成果となったといえる。

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Published: 2016-06-01  

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